静岡県の伊豆は観光名所が多く、さらに歴史のある温泉地も豊富で各所に高級旅館やホテルも多くあります。
そこで伊豆半島の高級旅館を「熱海」「網代」「伊東」「伊豆高原」「東伊豆」「下田などの南伊豆」「修善寺などの中伊豆」「西伊豆」などエリアごとに紹介していきます。
伊豆では
- 「オーシャンビューのホテルに泊まりたい」
- 「舟盛りが食べられる宿が良い」
- 「川沿いのひっそりとした隠れ家に泊まりたい」
- 「海に浮かぶ朝日やムーンロードが見たい」
といった高級旅館が多くあり、日本でもトップクラスのエリアです。
特に私のおすすめは伊豆稲取にあるオーシャンビューの「浜の湯」「いなとり荘 潮騒倶楽部」です。
この2つの旅館は目の前に海が広がる景色も見えて、気持ちよく滞在することができました。
もし伊豆の高級旅館で迷われたらこの宿がおすすめです。
特に眺望が良いために海好きな方なら行って満足されると思います。
熱海エリアの高級旅館 【都心からアクセスが抜群】
熱海では市街地付近ではリーズナブル・カジュアルな宿が多く、伊豆山エリアや標高の高い山地付近には熱海の高級旅館が佇んでいます。
この熱海は熱海温泉のご案内によると1日の総湧出量約24,000トンと豊富な湯量を誇り、熱海市公式ウェブサイトによると、源泉総数が500を超える温泉場と全国屈指の温泉地です。
熱海は新幹線でもアクセスできることからアクセス・人気が高いエリアで現在は駅前も町並みも再開発が進んでいるので、若いカップルや夫婦の観光客が目立ちます。
伊豆の高級旅館でも最も行きやすいエリアですから、仕事で忙しい方にもおすすめです。
特に年間10回以上*の花火大会が開催される場所ですからこの日に宿泊されることもおすすめです。(*熱海市観光協会より)
ATAMI せかいえ(源泉かけ流し露天風呂付き)
「ATAMI せかいえ」は熱海北部の伊豆山の高台に位置する絶景の高級旅館です。
熱海市街地の手前にあるため東京からアクセスも抜群です。(この画像にある紺碧テラスからは絶景が眺められます。)
伊豆山温泉の歴史は深く約1,300年前に発見され、114本の源泉があります。(熱海伊豆山観光協会)
露天風呂付き客室では、伊豆山70号の源泉掛け流しで伊豆山温泉を楽しめることも魅力です。
露天風呂が付いた客室からは雄大で青い相模湾を望む事ができます。
客室は可能なかぎり館内施設を見て、上層階の客室を選んだ方が眺めも良く見えます。
(階層が低い客室からは海が見にくい。)
客室はスイートタイプの洋風のデザインが多くなっており、優雅に過ごすことが出来るでしょう。
この旅館は客室タイプが豊富なので、お好きなタイプを選ばれると良いはずです。
住所 | 〒413-0002 静岡県熱海市伊豆山269-1 |
地図 | GMAP |
ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド
ホテルグランバッハ熱海は熱海駅から車で15分、標高300mの高台から市街地を見下ろす場所に佇む熱海のリゾートです。
この客室は2人で入れる大きさの源泉掛け流しの露天風呂付きの客室で、洋室ツインや和室ツインの部屋タイプがあります。
客室は露天風呂付き・ビューバス付き・森の見えるお風呂付きなどの各種タイプがあります。
各客室50㎡を超えており、特に森の見えるお風呂付き客室は70㎡を超えており寛ぐことができます。
レストランからは上記の画像のように熱海の市街地や相模湾を見渡す事ができます。
夕食はフレンチで伊豆の魚や熱海函南の旬の野菜を使った季節の料理が楽しめます。
朝食は丹那ヨーグルトや三島のハチミチ、丹那盆地の野菜スープなど周辺地域の厳選された素材を活かした食事です。
ここは食器の一部やルームキーに「バッハ」の模様が象られており、それを見つけるのも楽しみがあります。
住所 | 〒413‐0002 静岡県熱海市伊豆山1048-4 |
地図 | GMAP |
⇒ じゃらんで「ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド」の詳細を確認する
熱海ふふ
熱海の来宮エリアにある「ふふ 熱海」は非常にレベルの高い高級旅館です。熱海市街地から離れており、人で賑わう熱海のイメージとは全く異なる静寂の中にあります。
*私が宿泊した時のYoutube動画です。こちらでもご覧できます。
「熱海ふふ」は全26客室全てがスイートルームの伊豆の高級旅館。
熱海の森にひっそりと佇むというコンセプトのように、和をイメージさせる外観や建物が特徴です。
大人2名、3名でも十分な大きさの客室です。お子さんが居ても十分くつろげます。
部屋は良い香りがします。照明はやや暗め程度で、ベッドルームは調光が可能でした。
ダブルシンクになっており、洗面所の取り合いはないです。
アメニティもロクシタンなどが使われています。
非常に珍しいのは女性のヘアアイロン?があることです。これは他の旅館で見たことが無かったので素晴らしい気遣いです。
客室露天風呂付きです。源泉掛け流しで、無色透明の濁りなし。強い硫黄臭などはしないため、温泉の匂いが気になる人でも入れます。
箱根と違って温泉臭はしませんが、入浴後もポカポカと体が温まり、保温性が高い温泉です。
サイズは大人1人なら十分足を伸ばせるサイズ、大人二人でも入れます。頑張れば大人6人でも同時に入ることができます、それくらい大きいです笑
加水もできますし、加温もできます。水と温泉の両方を止めることもでき、両方を出すこともできます。
客室露天風呂の目線です。1階と2階は風景が違います。この客室は「本」客室で、目の前が竹林だったので竹を見ながら入ります笑
何もかも忘れてボーッと過ごせます。
ちなみに熱海ふふの「ふふ」には2つの意味が込められています。
一つは、女性が”うふふ”と笑う笑い声、もう一つは、将棋の歩兵(ふひょう)の頭文字の”ふ”。
つまり、女性が「うふふ」と微笑むことができるような宿を将棋の「歩」のように、一歩一歩と目指していくことです。
食事はプランによって日本料理のレストランや鉄板焼きなどを楽しめます。食事のレベルも高く、出汁が効いており大変美味しい。
さらにそれぞれ個性があるメニューが多く、知的好奇心を刺激されるような料理が多いです。本格的なものよりも、やや個性があるような工夫されたメニューが多いと感じました。
器も綺麗なものが多いです。ロビーに有田焼が販売展示されていたので、有田焼を使っているのかと思います。
立地から熱海の海は見えませんが、ひっそりとリフレッシュしたい旅行にはピッタリです。
宿泊記:【宿泊記】実際に泊まってみた「ふふ 熱海」は最高!客室露天風呂付きの伊豆の高級旅館。
住所 | 〒413-0016 静岡県熱海市水口町11-48 |
地図 | GMAP |
公式HP | 熱海 ふふ |
たまには熱海で贅沢に過ごしたいなぁ〜って人は
① ふふ 熱海
② 熱海さんが
③ ATAMI せかいえは客室が綺麗で寛げますよ。
客室露天風呂付きなので家族や親しい人とゆっくりと過ごすこともできるのでおすすめです。https://t.co/qjhw1VbiLP#熱海高級旅館 pic.twitter.com/zp6wr9J4AE— けいブログ (@BlogKeikei) May 1, 2023
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【泊まって良かった】熱海大観荘
私が泊まって良かった熱海エリアで強くおすすめするのは熱海大観荘です。
こちらは熱海駅から近い場所にある高級旅館です。
こちらが私が宿泊した時の動画版です。お時間があればどうぞ。
横山大観という日本画の巨匠が愛した宿です。(簡単に言えば昔のスゴイ人)
そこから大観荘という名前がついたそうです。
館内には庭園と池があり、大変風情があります。まだ色づきはじめの紅葉が見えた頃で、秋が始まってすぐでした。
散策できるように草履が用意されています。庭園には桜や紅葉などの木があります。
池には鯉がいるので、朝食後に餌をあげることもできます。
宿泊した客室は「初島」という洋室ですが、和室や和洋室、半露天風呂付きの客室など種類が豊富です。
この初島は海が見える客室です。このテラスに出てみると…
熱海城や後楽園ホテル、初島まで見ることができます。夜になると星も綺麗に見ることができました。
北側の窓からは熱海の高層マンションが見えますが、障子を閉じれば外からは見えません。
やや線路が近いため、貨物列車や新幹線の音は聞こえます。窓を閉めれば気にならない程度に軽減されますが、立地上からして静寂とは言えません。
熱海大観荘の館内は迷路です。高齢者や足腰が不自由な方はフロントから近い客室の
- 大観
- 千鳥
- 松風
- 漁火
- 尾上
- 相生
などが良いかも知れません。
料理は懐石料理で非常に美味しいものでした。特にお刺身が美味しく、天然クエが歯応えがあって良かったです。
宿泊される場合は、月懐石と雪懐石があるようで上位の食事プランをおすすめします。多分、上位プランは伊勢海老の刺身がついているので(私は上位の食事プランで宿泊しました)
秋に宿泊したので器も秋仕様で大変綺麗です。器も綺麗な物が多いな〜と思います。
味付けも余計な味がしません。自然で優しい味をしており、大変食べやすい。
鮑の踊り焼きです。
今回、朝食、夕食ともに個室で頂きました。
夜はまた雰囲気が良いです。食事処から客室へ向かう庭園の画像です。夜は水の流れる音と夜風を浴びて秋の風情を感じられます。
南別館の足湯です。熱海花火大会の日は有料らしいですが、この日は無料で眺めも良かったです。
足湯からはライトアップされた熱海城と熱海後楽園ホテルが見えます。
翌朝は日の出が見えました。(客室によっては見えないでしょう)
仲居さんやフロントの対応など接客は非常に素晴らしかったです。駅からのアクセスも良く、また再訪したいと思える旅館でした。
熱海駅からは徒歩でも行ける距離ですが、坂がキツいので送迎や自家用車をおすすめします。
ATAMI 海峯楼
ATAMI海峯楼は1日4組しか宿泊できない熱海の高級旅館で、建築家の隈研吾氏がデザインしたことでも知られています。
目の前に広がる相模湾には初島も見ることができます。
客室は「誠波」「風科」「尚山」「爽和」の4種類です。
特にオーシャンビューの客室としては「誠波」が人気があり、ここに宿泊されるならこの客室が良いです。
この画像は「誠波」客室の水着着用の露天風呂ジャグジーです。
特に「誠波」は客室がガラス張りで目の前に相模湾が一面に見える珍しい客室。
住所 | 〒413-0005 静岡県熱海市春日町8-33 |
地図 | GMAP |
公式HP | ATAMI海峯楼 |
THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 熱海
ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 熱海は熱海市街地の喧騒から離れた熱海城の南西側エリアにひっそりと佇むオーシャンビューの高級宿。
ここは市街地から離れた高台で、駅前のような賑やかさはありません。
特に露天風呂の付いた客室が豪華でスイートルームの内装は大変豪華です。
THE HIRAMATSU HOTEL &REZORTSのインスタグラム:hiramatsu
住所 | 〒413-0033 静岡県熱海市熱海1993-237 |
地図 | GMAP |
公式HP | ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 熱海 |
■ 「一休」でTHE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 熱海の詳細を確認する
熱海 さんが
山龢〈さんが〉は国道135号線を網代から南に下った標高約150mの高台にある伊豆の高級旅館です。
高台にある気持ちの良い客室テラスからは雄大な海を眺めることができます。
露天風呂に入りながら海と朝焼けを眺めることができるのも特徴です。
何も考えずに露天風呂と海を楽しみたい方には最高の時間になるはず。
(海を見たい方は電信柱があるため本館なら3階以上の客室が良いです)
食事の一例です。
新しくオープンした伊豆の高級旅館です。
海を眺めることが好きな方には、最高の宿になるでしょう。
網代エリアの高級旅館
伊豆の高級旅館ではやや穴場のエリアです。
国道沿いの高台に旅館やホテルがあるため、運転していても気がつかないことが多いです。
賑やかな熱海と違って、静寂で落ち着いた雰囲気が魅力の地域です。
伊豆網代温泉観光ナビによると「京、大阪に江戸、網代」と呼ばれ、港町として栄えていたのどかな風景が残ります。
ふたり木もれ陽 (夫婦やカップルの記念日に)
「ふたりこもれび」は国道135号線添いの熱海と伊東の間の高台にある洋風の高級ホテル。
アクセスする際には東京方面から看板に気がつかずに車で行くと通り過ぎることが多いので、看板をよく見ておくと良いです。
オーシャンビューのため部屋のソファーに座りながら海を眺める事ができます。
客室タイプが豊富で海が正面に見える客室と南寄りの道路が見える客室がありますから、拘りのある方は良い部屋を選ばれた方が良いかと思います。
客室は源泉掛け流しの露天風呂が付いており、温泉につかりながら海を眺める事ができるのはこの宿の魅力です。
またプレミアスイート客室には専用の屋外源泉かけ流し露天風呂があります。
目が喜ぶような夕食のフランス料理も絶品です。
また朝食は洋食、和食から選択ができます。
この宿はオールインクルーシブですから、滞在中もリラックスして寛ぐことができます。
東京からも近い場所ですから、夫婦はもちろん、カップルや記念日などでも是非足を運びたいホテルです。
住所 | 伊東市宇佐美字留田3594番地809号 |
地図 | GMAP |
公式HP | ホテル ふたり木もれ陽 |
伊東エリアの高級旅館【昭和の雰囲気が残る町】
熱海に次いで伊豆の中心地といえる伊東エリアは土地も開けており観光客も多くにぎやかです。
特に伊東以南は静かな佇まいの宿も多く、リラックスしたい休暇などにはピッタリです。
伊豆・伊東温泉公式HPによると総湧出量は約46,080,000リットル、1分間の湧出量は約32,000リットルで、源泉数は750本を超え、静岡県でも一番の総湯量を誇る温泉地とあります。
伊豆でも大きな温泉地でありますから、一度は足を運んでみたい場所と言えます。
ラグジュアリー 和ホテル風の薫 (まさに海の上に建つホテル)
ホテル風の薫は伊東の国道135号線添いにあるオーシャンフロントのホテルで、まさに海の上に建つ伊豆の高級旅館といえます。
国道を走りながら伊東の市街地を超えて漁港を過ぎると左側に見えてくるのですぐに気がつきます。
何と言ってもここの良さは海が目の前の立地で、客室によっては正面に初島(画像の右の島)が見られます。
「今回は海が近い旅館に泊まりたい!」という方はきっと満足されるでしょう。
この客室には露天風呂が付いており、潮風と波音を感じながら温泉に浸かる事ができます。
ただ客室露天風呂は高さが低いので海を見ながら浸かることはできません。
客室はハリウッドツインタイプやダブルタイプがほとんどです。
これだけ海が近い場所ですから、特に海好きな方には嬉しい旅館になると思います。
こちらが朝食です。部屋食ではなく、レストランでいただきます。
魚がお好きな方は夕食だけ「旬の海鮮盛り」などのオプションメニューなどがあります。事前に予約されたほうが良いでしょう。
住所 | 〒414-0043 静岡県伊東市新井2-7-1 |
地図 | Gmap |
⇒ ■ 「一休」でラグジュアリー 和 ホテル風の薫の詳細を確認する
⇒ じゃらんで「ラグジュアリー和ホテル 風の薫」の詳細を確認する
伊豆高原エリアの高級旅館 【高級宿や別荘地の宝庫】
伊豆高原は美術館やレジャー施設など観光地も多いエリアですが、伊豆の高級旅館が各地に点在しています。
別荘のような離れの宿も多く、宿泊料金の高い高級な旅館が多くあるため、お忍び旅行で行きたいエリアです。
月のうさぎ
月のうさぎは伊東市富戸にある全室離れの宿で、何と言っても海が目の前に見える露天風呂が人気の宿です。
この絶景は他の宿では味わえないことからリピーターが数多くいるようです。
特に露天風呂は「良夜」客室が人気で、庭も広くなっています。
値段は他の客室より高いですが、せっかく宿泊されるならこの客室が良いといえます。
海を眺めながら開放感のある露天風呂で朝日や満月を楽しむ事ができます。
朝日の眺めや満月の灯り(ムーンロード)は絶景です。
特に露天風呂が素晴らしいため一生に一度は行ってみたい宿ですね。
海が好きな方は喜ばれるかと思います。
この宿は、特に海の景色や開放感を求めるような方には良い宿だと言えます。
住所 | 静岡県伊東市富戸1299-3 |
地図 | GMAP |
公式HP | 絶景の離れの宿 月のうさぎ |
お宿うち山
お宿うち山は大室山のすぐ隣に佇む「お宿うち山」は全6室の和の高級宿。
客室には「花」「月」「雪」の3種類があり、それぞれ客室にかけ流しの加水加温の内風呂と露天風呂が付いています。
全客室が1棟貸しのメゾネットタイプ(階段あり)の離れになっており、80平米を超えている広さです。
内風呂と露天風呂がありますから、好きなだけお風呂を楽しむことができます。
この画像のように露天風呂は開放感が抜群です。
特に客室「月」「花」タイプは「雪」タイプよりも露天風呂のスペース大きくなっていますから、よりリラックスして寛げるでしょう。
肝腎の海はと言うと、伊豆高原にあるため遠くに相模湾を見渡せといったくらいです。
全6室だけの高級宿であり都会での生活に疲れたら行きたくなる宿です。
ちなみにReluxには部屋食プランや記念日プランもあります。
住所 | 〒413-0235 静岡県伊東市大室高原2-716 |
地図 | GMAP |
公式HP | お宿うち山 |
ABBA RESORTS 坐漁荘
ABBA RESORTS IZU 坐漁荘は国道135号線から小道に入った場所にある、アクセスの便利な浮山温泉の高級旅館です。
伊豆高原の老舗旅館で”日本と親しむ情緒に憩う”をコンセプトにしています。
客室は日本建築の和室の「本館」と和モダンの「ヴィラ」の2種類があります。
せっかくこの宿へ行かれるならば、別荘風のスイート客室である「ヴィラ」をおすすめします。
料理は「和会席」「フレンチ」「鉄板焼き」などのプランがあり、それほど生魚が好きでない方でも泊まりやすいでしょう。
住所 | 〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1741 |
地図 | GMAP |
公式HP | ABBA RESORTS IZU 坐漁荘 |
■ 「一休」でABBA RESORTS 坐漁荘の詳細を確認する
東伊豆エリアの高級旅館 【海を見るならこの場所】
熱川〜北川〜稲取〜河津の東伊豆エリアは海のすぐ横を国道が通っています。
このエリアは、国道沿いに伊豆の高級旅館が建っており、多くの宿がオーシャンフロントまたはオーシャンビューとなっていることも特徴です。
特に海に浮かぶムーンロードや朝日を見たいならばこのエリアに泊まることをおすすめします。
伊豆の高級旅館では海に近い宿が多いですから、海の眺望を目的にするならこのエリアから探すと良いです。
北川あじの伊豆北川温泉、稲取温泉の雛のつるし飾りまつりや見所の多い熱川温泉など文化や歴史を楽しむ時にもおすすめです。
望水
望水は伊豆北川にある高級旅館で、海に向かって飛び出ている独特な外観デザインが印象的です。(画像の赤枠が望水)
自動車で国道135号線を走って向かうと、入り口を通り過ぎそうになるので注意が必要です。
目の前には伊豆大島が眺められ、季節などの条件が良ければムーンロードや朝日も見られます。
客室は主に和室ですが、2019年にはリビングエリア付きのムーンロードスイート客室の天城・大室がオープンしましたのでそちらもおすすめです。
こちらの宿では部屋食ですからゆったりと過ごすことが出来ます。
また「HEAVENLY SPA GECCA」というスパを用意しており女性に人気があるほか、徒歩5分ほどの近くには望水宿泊者が無料で入浴できる「黒根岩風呂」という海抜0mの露天風呂もあります。
東伊豆町 観光情報サイト e-izuによると、男女混浴とのことです。(私は入ったことないです)
住所 | 〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1126−6 |
地図 | GMAP |
公式HP | 望水 |
食べるお宿 浜の湯 【私のおすすめ】
浜の湯は私の一押しの伊豆稲取にあるオススメの高級旅館です。
ここは東側に開けたオーシャンフロントの旅館で、宿からは相模湾や伊豆大島が見られることがおすすめの理由です。(他にもあります)
客室からは目の前に広がる海(相模湾)と伊豆大島が見えます。
チェックインをした後は、海を眺めて潮騒を楽しむだけです。(この後はてんこ盛りの夕食ですから笑)
また伊豆稲取のオーシャンフロントの宿で「食べるお宿」というだけあって舟盛りの食事が魅力です。
人数が少ないと原則部屋食で食べられるのでプライベート性が高いことも嬉しい点です。
夜は舟盛りが出ますが、朝にも舟盛りが出ます。(最近は舟盛りの量が少なくなったようです)
伊豆北川の定置網から新鮮な魚を持ってくるので、お刺身好きな方には嬉しい宿だと思います。
私が宿泊した時のお刺身は鯛・サザエ・マグロ・ブリ・すずき・さわらの炙りでした。
当時は海が時化ていたので、宿泊される時によってお刺身の内容は異なるかもしれません。
また私が宿泊した10月には「伊勢海老まつりプラン」がありましたので、1人1匹の伊勢海老のお刺身を食べることができました。
これがプリプリではなくブリンブリンとしていて大変うまい!(9~10月は伊勢海老プランがおすすめです)
夕食の舟盛りはワサビを擦って頂きます。
チューブワサビのような「鼻を刺す辛み」は全くなく、まろやかで風味が強いようなワサビでした。
(朝食もワサビがあったかな?)
白身のお刺身はヒマラヤ岩塩をつけて頂きます。(これはオシャレです)
台の物として鮑の酒蒸しをレモンバターで頂きます。
これも柔らかくて美味しい!
また金目鯛の煮付けも大きく浜の湯の名物です。
ここの煮付けはサラッとしたやや甘めの味付けで、ご飯がよく進むタイプの味です。
早朝は客室から朝日を眺めます。
客室の窓に近寄らなくても海が見えますので海に浮いているようにも見えます。
(朝日を見忘れた!と思って飛び起きたのでまだ布団が敷いてあります笑)
静かに揺れる波間が朝日に照らされる特別な時間です。
浜の湯さんは北東向きの旅館なので朝日を見ることができます。
(画像は10月ですので太陽が北寄りに沈む夏のほうが朝日は見やすいかと思います。冬至頃は見にくいかもしれません)
ここ浜の湯は起きた後に「朝のおめざ」を持ってきてくれます。
画像はテングサのところてんだったかと思いますが、上品な飽きのこない甘さで食べやすいです。
そして翌朝も軽い舟盛りが出るのでこれもお刺身好きには嬉しいですね。
金目鯛・鯵のたたき・カンパチ・甘エビだけですから、量としてもちょうど良かったです。
仲居さんの接客は優雅で高級感があるというよりも、高爽で温かみがあり気持ちよく居られるような印象を受けました。
金目鯛の煮付けを取り分けてくれて、細かな気遣いがあり滞在中は大変良く過ごすことができ、日本らしい旅館の印象でした。
客室は露天風呂付き客室が豊富にあり、オーシャンフロントで海を眺めることができるタイプもあります。
海の波音をBGMに露天風呂で寛げることも、浜の湯の魅力です。
客室によって露天風呂の種類も変わります。
ここは客室を選ぶ楽しみもあるので事前に良く考えられると良いです。
その中でも新しくリニューアルされた「海音」「風音」は気持ちよく過ごせそうです。
特別な日はこういった客室が良いでしょう。
露天風呂がない客室でも貸切露天風呂を利用する事ができるため、一般和室を予約して貸し切り露天風呂を利用するのもおすすめです。
上記の貸切風呂ではサウナが付いており、さらにお水も用意されています。
以前、私が利用した時はレモン水のようなミネラルウォーターがあり、風呂に入っては水を飲みまた風呂に入るを繰り返していました。笑
浜の湯は海が好きな方やお刺身好きな方、客室露天風呂と部屋食で家族や夫婦でずっと籠りたい方にはおすすめです。
伊豆稲取へ行くならば、ここは是非行って欲しい旅館です。
伊豆稲取の「食べるお宿 浜の湯」はオーシャンフロントの絶景の旅館で最高でした。
海好きな方が旅行のお相手ならまず喜ばれるでしょう!夜は舟盛りと名物の金目鯛の煮付け。
やや甘めのサラッとしたタレなので御飯が欲しくなってしました。笑(続く)宿泊記:https://t.co/H8fMj0HmjX pic.twitter.com/pl1cBUb9lA
— keikei-blog (@BlogKeikei) October 24, 2020
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住所 | 〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1017 |
地図 | GMAP |
公式HP | 食べるお宿浜の湯 |
★私が宿泊した時の動画です。
海の眺め、料理や接客も素晴らしいので大変気持ちよく過ごせましたのでおすすめです。
一般の方の旅行ならまず満足されるお宿だと思います。
いなとり荘 潮騒倶楽部 【私のおすすめ:海好きな方に】
伊豆稲取にある「いなとり荘」も目の前が海のオーシャンフロントの絶景旅館です。
上記の画像は、私が行った「潮騒倶楽部 粋」の部屋で、客室露天風呂とテラスからは絶景の相模湾(南向き)が見渡せました。
実際に私が撮影した3分程の動画もあるのでこちらをご参考にどうぞ。
以下は画像で説明していきます。
特に最近リニューアルした客室の「潮騒倶楽部」は眺めは抜群です。
私が宿泊した潮騒倶楽部「粋」という客室では相模湾をぼんやりと眺めながら、温泉に浸かることもでき最高でした。
このように「粋」客室には露天風呂がテラスに設置されています。
露天風呂に入っているとこのように海が見えます。
夕方のシミジミとした海を見るも良し、翌日の明るい海を見るも良しで、それぞれの海の表情を楽しめます。
特に露天風呂に浸かりながら見る朝日は最高でした。
この画像は11月頃の写真で伊豆大島の右側(南側)から朝日が登ってきたのをお風呂に浸かりながら見ていました。
海好きの方にはこれは嬉しいですから、私もこの日は早起きしました。
テラスから真下を見るとこの画像のようになっています。
このように岩場になっており、夜は「ザザーッ、ザザーッ」と真っ暗な海を前に、波の音を聞きながら露天風呂に浸かりました。
この画像のように夜の海は漁火以外は真っ暗です。
これは普段はできない海沿いの宿だからこその特別な体験です。
もちろん温泉に入らなくとも、テラス席で海を眺めながら深呼吸するのも最高でした。
お風呂でなくとも海は楽しめます。
これは客室の画像ですが、シモンズ製のベッドがあり、枕元は間接照明になっています。
ベッドには好みがありますが、とても寝やすいものになっています。
リニューアルされて新しいため洗面所も綺麗です。
これは私も嬉しく感じました。
この粋客室には「内風呂」がありません。
しかし、リニューアルされて新しいシャワー室があります。
この画像のように手前から洗面所、シャワー室、露天風呂(テラス)があります。
繋がっているのでシャワーを浴びて露天風呂に直行できます。
露天風呂の温度が熱い時には水を足すこともできます。
こちらは最近改装した女性の大浴場は露天風呂のインフィニティです。
私は男性なので入れませんでしたが、女性は大浴場も入られるとおすすめです。(現在は男女入れ替え制)
またこの画像のように、お刺身もアワビの酒蒸しも出ました。
潮騒倶楽部には客室がいくつかありますが、グレードの高い客室は「個室」での食事です。
旅行の時期によっては伊勢海老も食べられます。(写真は11月の秋)
外観は昔の旅館で、奥側が改装された潮騒倶楽部の客室です。(ガラスが貼ってある辺り)
先ほどの浜の湯よりはややカジュアルな印象の宿ですが、それでも海の眺めは絶景でした。
海好きな方が「いなとり荘」へ宿泊されるなら、潮騒倶楽部の露天風呂付き客室がおすすめです。
私が「いなとり荘 潮騒倶楽部」に泊まった感想としては海が絶景で大変良かったと思います。
ここは海の目の前で南向きで大変明るい旅館です。
チェックアウト前に露天風呂に入りながら海を見るとキラキラしており最高でしたよ。
ここはhttps://t.co/CiJEyTdGZf— keikei-blog (@BlogKeikei) December 8, 2019
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住所 | 〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1531 |
地図 | GMAP |
公式HP | 海一望 絶景の宿 いなとり荘 |
関連記事:■実際に「いなとり荘 潮騒倶楽部 粋」に宿泊してきた私の口コミ・評判は「最高」の一言です!
稲取銀水荘
稲取銀水荘は伊豆稲取南部にある老舗の高級旅館で、海の目の前にあるオーシャンビューの景色が特徴です。
画像の左側の建物の6階にラグジュアリー客室があり、右側の棟(東棟・宴会場棟)よりも海に近い分だけ眺めが良いです。
また最近は客室のリニューアルが進んで従来のデザインが刷新されており、新しいデザインの客室で過ごすこともできます。
ここは『銀の栞』ではなく、2017年12月にオープンした6Fの全室自家源泉の露天風呂付きの「展望露天風呂付」のスイートルームです。
「茜」「黄はだ」「紺碧」「小紫」「朱砂」「琥珀」「山吹」と従来の和のデザインが一新、大変キレイになっているのでおすすめの客室です。
料理も旬の食材を使った懐石料理で手が込んでいます。
Reluxには記念日プランもあるので、そちらを選ばれることもおすすめです。
住所 | 〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町 稲取1624-1 |
地図 | GMAP |
公式HP | 稲取銀水荘 |
南伊豆エリアの高級旅館【一度は行って欲しい美しい白浜海岸】
下田は夏の海水浴シーズンは大渋滞する南伊豆エリア。
伊豆下田100景によると、下田温泉は蓮台寺・河内・白浜・相玉・観音の5箇所です。
特に白浜や外浦など海が綺麗なエリアが多くあり、オーシャンフロントのホテルも多数あるエリアです。(伊豆下田観光協会公式サイトによると最高ランクの水質を誇る9つの海があるため海水浴客にも大人気)
伊豆の高級旅館としてはやや少なめのエリアですが、都心からのアクセスが不便なため「やや安く宿泊したい」方にはおすすめです。
別邸 洛邑
別邸洛邑は伊豆の下田外浦にひっそりと佇んでいる高級宿で、目の前が外浦海水浴場です。
国道135号線沿いにあるのですが、カーブの内側のため車でアクセスする時には通り過ぎないように注意する必要があります。
全8室のスイートルーム客室はオーシャンフロントで外浦海岸を眺められる源泉掛け流しの露天風呂付き。
1泊の宿泊料金は高額で、(10万円くらい)気軽に泊まることができませんが、いつかは立ち寄りたい宿です。
住所 | 〒415-0013 静岡県下田市柿崎1116−8 |
地図 | GMAP |
中伊豆エリアの高級旅館【ひっそりと過ごすには最適】
伊豆市観光協会によると、修善寺・中伊豆・天城エリアに分かれており、修善寺エリアや月ヶ瀬エリアでも川沿いに風情のある高級宿が佇んでいることが特徴です。
自然に囲まれた離れや露天風呂付き客室などゆったりと過ごせる伊豆の高級旅館が多いです。
交通アクセスも良く、東海道新幹線の三島駅から駿豆線、または東名高速道路の沼津ICや新東名高速の長泉沼津ICから伊豆縦貫道に乗ると修善寺まで行けます。
嵯峨沢館
嵯峨沢館は国道136号線の修善寺から下田方面に向かった狩野川添いにある高級旅館です。
大浴場や露天風呂、客室露天風呂で源泉100%掛け流しの温泉を楽しめることから、中伊豆地域では人気があります。
この嵯峨沢館は露天風呂付きの客室もあり、客室でアルカリ性単純温泉の源泉掛け流しを楽しめます。
その他にも渓流の湯・せせらぎの湯・四季の湯・蔵の湯・川の湯などの露天風呂や大浴場や貸切風呂など計11箇所の自家源泉掛け流しの湯処があり豊富です。
通路にも中伊豆らしい趣を感じられる場所が残ります。
中伊豆は川端康成など文豪が愛した宿も多く、他の伊豆地域よりも趣のある建築が多いように感じられます。
ここは源泉掛け流しの温泉が豊富な旅館であるだけに温泉を楽しんでいるだけで1日が終わりそうです。
住所 | 〒410-3209 静岡県伊豆市門野原400-1 |
地図 | gmap |
公式HP | 嵯峨沢館 |
雲風々 -ufufu-
雲風々は下田方面に向かう国道414号線近くの狩野川沿いに佇む和モダンの高級リゾートです。
全7室だけ、小学生以下宿泊不可の大人だけの高級旅館です。
自家源泉を3泉所有しているため温泉量が豊富です。
全室源泉掛け流しの露天風呂があり、それぞれタイプが異なりますから宿泊するごとに選ぶ楽しみがあります。
客室は
- 流清(りゅうせい)
- 鶯鳴(おうめい)
- 笹音(ささね)
- 木色風(せいふう)
- 月響(げっきょく)
- 茜香(せいか)
- 蛍火(けいか)
それぞれの趣が異なり、見応えがあります。
月響では月の形をした鏡、竹林を前にした露天風呂のある笹音、とそれぞれのデザインにこだわりを感じられます。
料理は食器や彩り、見た目が優れており「五感」が刺激される芸術的な懐石料理です。
一部時期では食事は駿河湾・相模湾などの鮮魚や名物である「伊豆牛のふわとろすき焼き」などを楽しめます。
ここは全7室と客室が少ないため、連休や繁忙期は早めに予約しておきたい宿です。
住所 | 〒410-3215 静岡県 伊豆市月ヶ瀬499-1 |
地図 | gmap |
公式HP | 雲風々 |
西伊豆エリアの高級旅館【日本百選に選ばれる駿河湾に溶けていく夕日が有名】
西伊豆は西側に駿河湾があるため夕陽を見るには絶好のエリアです。
「日本の夕陽百選」にも選ばれた夕陽の名所*があり、夕日が見られる高級旅館もあります。
(*西伊豆観光ガイドより)
しかし、その分お忍びの旅行やリフレッシュ目的での慰安には最高です。
東伊豆のように観光客が多くないため、人の多い都会に住んでいる人には気分転換になるはずです。
田舎の港町の雰囲気を残す沼津や深海魚やタカアシガニで有名な戸田、夕日の綺麗な土肥温泉など見所はたくさんある地域です。
松濤館
松濤館は沼津市の内浦地区にあり、三津シーパラダイスの隣にある高級旅館です。
昔から駿河湾の向こう側に富士山が眺められることで人気がある宿です。
この旅館の1番の魅力は、淡島の横から見える富士山です。
一部の客室は窓が大きく造られており、富士山が見やすいデザインになっており、富士山を目当てに訪れる方もいます。
空気が澄んで空が青く晴れ渡る冬期に見られる、雪化粧をした富士山はまさに絶景です。
特に1月~2月頃は晴天が続くので、富士山を見たい方はこの季節に宿泊されると良いでしょう。
運が良いと上記の画像のように富士山が見えます。
この画像のようにすぐ横には駿河湾(内浦湾)があり、海と海の上に建っている宿という方が正しいでしょう。
この内浦湾(駿河湾)は鯵の養殖で有名で、近くにはその鯵を使った飲食店(いけすや)があります。
令和元年7月20日にはリニューアルされ新しくなりましたが、富士山にこだわりがある方は富士山が見える客室を選ぶ必要があります。
料理は月替わりの和風創作料理が中心です。
味だけでなく、目で楽しめることにも趣があります。
住所 | 〒410-0223 静岡県沼津市内浦三津(みと) 7 |
地図 | GMAP |
公式HP | 松濤館 |
【西伊豆に行くならおすすめ】粋松亭
私が宿泊した粋松亭は西伊豆の土肥にある高級旅館で大きな露天風呂付きの客室があります。
この画像は私が宿泊した夕日見の角部屋「やさしさに包まれて」です。
この画像のように海岸と旅館の間に道路を挟んでいますが、ほぼオーシャンフロントの宿です。
ここは駿河湾に沈む夕日が見やすい宿でも知られており、人気のある宿でおすすめです。(画像の緑の場所が私が宿泊した夕日見の角部屋「やさしさに包まれて」)
この宿に泊まるならば、私が泊まった夕日見の角部屋客室(私が宿泊したのは603号室の「やさしさに包まれて」)に泊まると良いでしょう。
朝風呂の時に障子を開けると青い海(駿河湾)が眺められ、「ザザーッ」と波音も聞こえました。
醤油を作る樽のように大きい直径190cmの巨大な客室露天風呂があり、ゆっくりと足を伸ばしてリラックスできました。
ずっと「コトコト♪」と温泉が掛け流される音を聞きながらボーッとできます。
ちなみに温泉の質は「ポカポカ」と温まるような保温性がある温泉。(個人の感想です)
無色透明で濁りや硫黄臭さはなく入りやすい温泉でした。(加水や加温が可能)
そして何といっても魅力は夕陽です。
「やさしさに包まれて」は6F(この宿は2Fが1Fになっている)にあり、土肥漁港に沈む夕日が客室から眺められました。
波音を聞きながらずーっと駿河湾と夕陽を眺めます。
「夕日に染まる海を眺める」そんな穏やかな時間が潮風に運ばれてきます。
夕日が海に沈むという「ロマン」がある風景を楽しめます。
これは熱海や伊豆高原では体験できない「西伊豆ならではの魅力」です。
(時期は4月中旬だったので夕日が沈む方向はほぼ西方向ですが、冬や夏は太陽が沈む位置がズレます)
*こちらの宿には海が見にくい客室もあるので注意。
食事は朝夕とも基本的に部屋食で、伊豆の近海魚などを使った会席料理などです。
私の時には…
絆会席を選択し、2品のうち1品を鮑のお刺身に選んだ時の「お刺身」です。
左からカマス・鮑・中トロ・かんぱちとどれも新鮮で臭みがなく、美味しかったことを覚えています。
(Reluxプランによっては伊勢海老の半身や鮑の刺身などを選択するプランがあります)
これはお吸い物です。
器もキレイなものが多かったです。
全体的に味は薄味だったのですが、濃味を食べたくなるような物足りなさはなく、不思議と満足感がありました。
カサゴの麹焼は身がふっくらとしており大変美味しかった。
これを手前の山葵ソース、梅の香りのする奥の梅肉ソースなどで頂きます。
朝食では塩辛と鰹のたたきが特に美味しかった。
特に鰹のたたきは歯応えがしっかりしており、青魚の臭みもなく絶品。
私はもう鰹のたたきは近所のスーパーで買えなくなりました。
宿泊してみると施設や客室は昔からある旅館のため年代を感じさせるところはあっても、それ以上の魅力が光る宿だなーと感じました。
大人が10人程入れそうな巨大な客室露天風呂・目の前に広がる駿河湾・美味しい海の幸を使った食事など見所は沢山ありました。
また夕日がキレイな冬に泊まりたい旅館です。
(*粋松亭さんの新館は「ふたりとわに 縁」でこちらの方が新しい宿です)
住所 | 〒410-3302伊豆市土肥415-4 |
地図 | GMAP |
宿泊記 ⇒ 【実際に泊まってみた宿泊記】西伊豆の粋松亭は駿河湾に溶ける夕日が絶景!海が目の前のオーシャンビュー高級旅館です。
*追記 Youtube動画を追加しました
森の入り江の離れ宿 無雙庵枇杷
土肥の隠れ家といえる離れの全8室のみの露天風呂付きの高級旅館。
土肥市街地の山側にあり、遠くに駿河湾を見渡せます。
客室は和テイストの落ち着いた雰囲気でテラスからは駿河湾を望む事ができます。
夕方は西日が入り、眩しくなることも西伊豆の特徴です。
客室にはそれぞれ趣の異なる露天風呂が付いており、源泉掛け流しになっています。
露天風呂のタイプは各客室で異なるので、拘りがある方は事前に調べられることをおすすめします。
隠れ家というだけあり、和の落ち着いた雰囲気の客室です。
囲炉裏がある客室は、昔ながらの日本の情緒を感じさせます。
住所 | 〒410-3302 静岡県伊豆市土肥 259-1 |
地図 | GMAP |
公式HP | 無雙庵 枇杷 |
■ 「一休」で森の入り江の離れ宿 無雙庵枇杷の詳細を確認する
富岳群青
土肥から国道を南に下ったところにある西伊豆でも屈指の高級宿。
北側に開けているので富士山が見られます。
目の前に見える富士山と客室露天風呂が魅力で付近には何もないため温泉街のようなにぎやかさもありません。
ゆっくりと西伊豆の静けさの中で過ごすことができます。
テラスや露天風呂で富士山を見ながらゆったりと過ごしたい方には良い宿です。
特に空気が澄む冬の季節は富士山も見やすくなります。
住所 | 〒410-3303 静岡県伊豆市八木沢2461-1 |
地図 | GMAP |
公式HP | 富岳群青 |
ふたりとわに 縁
西伊豆の土肥を国道沿いに南下した恋人岬の手前に2015年にオープンした最新の高級旅館です。
小学生以下の宿泊が不可になっているため、大人だけで静かに過ごすことができます。
土肥の粋松亭の姉妹宿であり、粋松亭よりも客室はモダンで明るいデザインをしています。
この画像の「結てらす」からは天気が良いと富士山が見られます。
客室は和モダンの内装になっているため夫婦やカップルでも落ち着いて泊まりやすいデザインになっています。
客室は10棟の離れになっており、テラスが設置されています。
各客室には専用(半)露天風呂が付いており、直径180cm以上の大きな檜風呂です。
またテラスには垣根があり、その向こうに駿河湾が見渡せます。
料理は伊豆山海の幸を使ったフレンチテイストを織り交ぜた和の創作懐石です。
季節感や上品さが感じられる食事をダイニング「結」で頂きます。
西伊豆では新しくキレイな高級旅館ですから、夫婦やカップルでゆったりと過ごしたい時に向いています。
住所 | 〒410-3304静岡県伊豆市小下田1341-4 |
地図 | Gmap |
公式HP | ふたりとわに 縁 |
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伊豆半島の高級旅館に行く前に知っておきたいこと
他のエリアよりも宿泊料金が高額な高級宿が多い
伊豆の高級旅館は全国でも高額な宿が多い傾向があります。
日本全国に温泉地がある中でも、伊豆の高級旅館の料金は大人1人5万円を超える超高級宿があるようにトップクラスです。
これは東京から交通アクセスの良い日本でも有数の観光地であることや海が目の前にあり眺望が素晴らしいエリアのため多くの人が集まることが理由です。
伊豆は東京から近い温泉地であり、東京は日本でもトップクラスの富裕層が多いエリアですから、自然と伊豆の観光地にも富裕層向けの高級旅館が誕生し、宿泊料金をインフレさせます。
ですから、伊豆の高級旅館は他の温泉地に泊まる感覚で予約すると気がつくと非常に高額になりやすいです。
地方から宿泊を考えている方には「伊豆ってこんなに高いの?!」と思われる方もいるはずです。
伊豆では【格安宿 < 一般宿 < 高級宿 < 超高級宿】と高級旅館の1つ上のグレードの旅館も多くあります。
ですから、伊豆で宿泊される際には「少し安く泊まる方法」や「あらかじめ予算を決めて宿を選ぶ」などの対策を考慮して予約されることをおすすめします。
有名な温泉地であるため地方の高級旅館よりもさらに高級な宿が多い地域ですから、特に伊豆の高級宿の宿泊料金については抑えておきましょう。
食事は必ず「刺身」が出る
伊豆の高級旅館はほぼ必ず「刺身」が出ます。
特にランクの高い宿ほど高価な食材である「伊勢海老」「あわびの刺身」が出る傾向があります。
この画像はいなとり荘の「カンパチ・マグロ・イカ・ほうぼう・さざえ・伊勢海老」ですが、伊豆の宿では必ず相模湾や駿河湾などの近海の魚が出ると思って良いです。
またこちらは伊豆稲取の浜の湯で夜はこのようなお刺身の船盛が出ます。
ですから、刺身が苦手な方は「フランス料理の宿」を選ぶなど事前に対処をしておきましょう。
フランス料理の宿を選べば、刺身が出ることは少ないですから安心できます。
伊豆は高級旅館になるほど豪華な刺身が出てくる(例えば、舟盛りや皿盛り)傾向にありますから、刺身が苦手な方は高級旅館を選ぶ際に泊まりたい宿の食事メニューを抑えておくと良いです。
伊豆の高級旅館は「客室のグレード」を落とすと安く泊まれる
伊豆の高級旅館は客室のグレードを落とすと安く泊まれる傾向にあります。
特に同じ高級旅館でもスイート客室や露天風呂付き客室ではない一般客室は安く泊まれます。
これは伊豆がかつての昭和の頃に社員旅行など団体向けで繁盛しており、この時は客室数が重要でした。
その後、時代が変わり団体向け旅行が減り、家族向けの旅行が増えたことで余った客室を改装して露天風呂付き客室などにグレードアップした宿が多いのです。
例えば、これは伊豆の「いなとり荘 潮騒倶楽部 粋」です。
いなとり荘は一部の一般客室を改装して、「潮騒倶楽部」という上位客室を増やしています。
そのため上位客室は同じ宿の一般客室よりも料金が2倍〜3倍することもありますから、同じ高級旅館に宿泊する時には一般客室を選ぶと安くなることが多いのです。
またこちらは浜の湯の標準客室。
この一般客室でも十分海の眺望を楽しむこともできます。
また伊豆ならではの事情があります。
伊豆は海が見えることを売りにしている旅館もあり、そういった宿ではグレードの高い客室(スイート客室)ほど眺望が良い傾向にあります。
眺望の良い旅館は眺望を目当てに宿泊される方が多いですから、同じ高級宿でも眺望が悪い一般客室は安く泊まれることが多いのです。
客室のグレードによって内装は変わりますが、料理内容や接客に大きな差異が無い旅館も多いですから、もし伊豆の高級旅館に安く泊まりたい方は、高級宿の一般客室を選ばれることもおすすめです。
西伊豆の方が安く泊まれる高級旅館が多い
伊豆は主に④つのエリア(東伊豆・南伊豆・中伊豆・西伊豆)があります。
この中でも西伊豆エリアの高級旅館は宿泊料金が安く泊まれるところが多いのでおすすめです。
この理由は西伊豆だけ鉄道が敷設されていないため、交通アクセスが大変不便なことが1つの理由です。
熱海や伊東の東伊豆から南伊豆の下田までは伊豆急行があり、伊豆長岡や修善寺の中伊豆は駿豆鉄道が走っています。
しかし、西伊豆は鉄道が敷設されておらず、アクセスするには最も近い中伊豆の修善寺駅からバスで50分は必要になります。
そのため西伊豆へ向かうには自動車での移動が最も効率的ですが、東京から山の峠を2つも超えていく場所ですから自動車ユーザーからも敬遠されがちです。
こういった交通事情から西伊豆は観光客が少なく、熱海や伊東、下田と比較して需要が少ない傾向にあり高級旅館の価格もやや抑えられています。
そのため伊豆の高級旅館に安く宿泊するには西伊豆を選ぶと言う選択肢もあります。
西伊豆はライバル施設が少ない分だけ東伊豆よりも競争が起きにくい面はありますが、値段だけを見れば西伊豆の高級旅館に宿泊されるということもおすすめです。
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