夕日好きな私が西伊豆の夕陽について基本からおすすめスポットまで徹底的に教える

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出会い岬と夕陽の画像

 

 

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西伊豆は最高の夕陽が見える

西伊豆は西に駿河湾と南アルプス、北に富士山を望める絶景エリア。また岩礁地帯であるため断崖絶壁が多く、熱海や伊東に代表される東伊豆よりもダイナミックな夕陽が見られる。

海抜0メートルの浜辺から見る夕陽とは異なり、波音のない静かに揺れる海面に夕陽が溶け込んで行く景色をぜひ見て欲しい。

 

 

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これから西伊豆へ旅行・観光に行くなら夕日を見て欲しい

以下の画像は数年前に撮った西伊豆の夕日の写真である。これは戸田近くにある出会い岬からの夕日。出会い岬は標高が高く、50m〜100mはあるため波音が聞こえず、ユラユラと揺れる海面に太陽が沈む。この写真は春だったため太陽は真西方向に沈んでいる。

出会い岬からの夕日

そして、こちらが沼津井田地区の堤防から撮った写真で、12月であったため夕陽が南西方向に沈んでいる。釣り人を横目に堤防に座ってみる夕陽は絶景だ。

12月の井田エリアでの夕日

上記の1つ目の夕陽は標高の高いエリアから見ている。下の画像は海抜0メートルから見ており、同じ夕陽でも見る場所の標高によって印象が異なる。

 

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夕陽を見るなら見やすい季節、見える方角や時間が異なることを知っておく

西伊豆ならどこでも夕日が見られるわけではない。これが以外と知らない人が多い。西伊豆は確かに西側に駿河湾があるため、全体的には西方向に開けている土地だ。

しかし、北西に開けている土地もあれば南西寄りに開けている土地もある。太陽の沈む方向は季節によって異なるため、その太陽の沈む方角に合った土地を選ばないと夕陽は見れない。

つまり、『季節』と『その土地の開けている方角』がマッチしていないとキレイな夕陽は見られない。これがマッチしないと夕陽が山で隠れてしまうこともある。

太陽が沈む方角は中学校で習った通り以下のようになっている。

季節 太陽が沈む方角
春分(3月20日前後) 西
夏至(6月20日前後) 北よりの西
秋分(9月20日前後) 西
冬至(12月20日前後) 南よりの西

太陽の沈む方角は日々僅かながらに変化している。

季節ごとの夕陽が沈む位置の画像

季節ごとに日没位置は日々変化している。

春分から夏至(画像の①)にかけて太陽は日々やや北より(北西)に沈むようになり、夏至になると最も北より(北西)に沈む。夏至から秋分(画像の②)にかけては太陽は西方向に徐々に沈むようになり、秋分には真西に沈むようになる。

秋分から冬至(画像の③)にかけては太陽は真西から南よりの西(南西)に沈むようになる。冬至には最も南よりの西(南西)に沈む。冬至から春分(画像の④)にかけては太陽は、南西から徐々に真西方向へ向かって沈むようになる。春分になると太陽は真西に沈むようになる。

この太陽の日没位置と夕陽を見ようと考えているエリアの開けている方角を一致させればいい。

簡単に図解にすると以下のようになる。赤い点が夕陽を眺めるエリアで、オレンジ色がそのエリアからの可視域である。

地形による可視域の解説画像

障害物があると可視域は変わる

大事なことは「この可視域」でこれを無視すると季節によって夕陽を見ることができない。

西伊豆で夕日が見える時間について

西伊豆の日没時間は、冬至は4時30分前後、夏至でも7時前後だ。そのため夕陽が見たいならばこの時間よりも前に西伊豆へ行かないといけない。

仮に関東から西伊豆へ泊まる場合は夕陽の沈む時間(日没時間)よりも早めに行かないと渋滞などを考慮すると夕陽は見ることができない。夕陽の美しい時間帯は日没から2〜3時間前からであるため旅行を計画しているならば、早めに旅館やホテルにチェックインしておくことをおすすめする。

 

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西伊豆の夕日の各地の特徴を解説する

沼津大瀬崎エリア(海抜0m)

大瀬崎海岸は東向きに開けているため、夕日を見ることはできない。しかし、反対側の海岸では夕日を見ることができる。

季節 夕日が見えるか(大瀬崎反対の岩場の海岸)
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後)

 

井田エリア

井田エリアは海岸が北西方向に開けている。
そのため夕日を見るなら「春〜夏〜秋」が良い。冬でも堤防の上に登ることで南西方向に沈む夕日を見ることはできる。

井田の夕陽

これは井田の堤防から座って撮った夕日の画像です。
12月の西南に沈む夕日も堤防からは撮影できます。

 

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後) ◯(堤防の上)

以下の画像は井田地区にある「煌めきの丘」から見た富士山と駿河湾の画像。夕方になると富士山が夕焼けを浴びて夕富士になる。

井田から見た駿河湾と富士山の画像

煌めきの丘から北を見た画像

下の画像は井田の堤防である。冬は太陽が南西に沈むため、この堤防に乗らないと夕陽を見ることができない。ここは釣り人やダイビングの人が多いが、コンビニなどはない。自動販売機と公衆トイレしかないため注意しよう。画像は富士山方面の北を向いている。

井田の堤防

この堤防からは絶景の夕陽が見える

 

沼津戸田エリア

御浜岬(海抜0m)があるため市街地からは夕陽が見られない。
そのため沼津へ向かう国道沿いにある出会岬(海抜50mくらい)などから眺める必要がある。

出会い岬と夕陽の画像

 

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後) ×

以下の画像は「出会岬」から戸田の御浜岬を見た画像。方角では南を向いている。

以下の画像は出会い岬からの夕陽で季節が春頃だったため、西側に夕陽が沈んでいる。

出会い岬からの夕陽

出会い岬は標高が高いため夕陽がダイナミックに見える

 

西伊豆:小土肥エリア(海抜0m)

小土肥海岸(海抜0m)は南西に開けているため冬は綺麗に夕陽を見ることができる。
500mくらいの近くにある旅人岬(海抜5m~10m)からも夕陽が見られる。人が少なく私がもっともおすすめする夕陽のエリア。

 

旅人岬と夕陽の画像

 

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後)

 

西伊豆:土肥エリア

土肥エリア(海抜0m)は南西〜北西に開けている。そのため土肥の北部は南西側の夕陽が見れるが、土肥の南部エリアでは北西側の夕陽が見られる。土肥は夕陽が見られるホテルも多いため季節を選ばないといけない。

土肥海水浴場

ホテル「たたみの湯」の目の前にある土肥海水浴場からも夕陽を見ることができる。

ホテル「たたみの湯」は3月〜9月が夕陽が見られるとHPに記載されていた。粋松亭(客室露天風呂付きあり)は土肥のエリアでも北部に位置するため冬でも夕陽は見られる。粋松亭は客室の露天風呂から夕陽が見られるようだ。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後) ◯(一部)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後) ×(南側に障害物があるため)

 

西伊豆:八木沢エリア

やや北向きに開けているため夕陽を見るのには適さないかもしれない。このエリアは宿泊施設も少ない。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後) ×

 

西伊豆:恋人岬エリア

恋人岬は眺めも良い高台に位置している。歩いて行ける恋人岬ラブコールベル(海抜50mくらい)では富士山も眺めることができる。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後)

 

西伊豆:クリスタルビューホテルエリア

国道沿いにあるホテルと小さなエリア。このホテルはライブカメラもあり、夕陽の時間帯も見ることができる。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後)

 

西伊豆:宇久須エリア

北西に開けているエリア。このエリアにある「三共食堂」の小アジ寿司を食べた記憶があり、美味しかったことを覚えている。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後) ×

 

西伊豆:黄金崎エリア

黄金崎の展望台(海抜30mくらい)では夕陽を浴びて黄金の輝く岩肌が見られる。
黄金崎は岩が夕陽を浴びて黄金のように光ることが由来らしい。黄金崎クリスタルパークも近くにある。

黄金崎から見る駿河湾

 

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後)

 

西伊豆:堂ヶ島エリア

南西側に開けているエリア。ここはホテルが多く、夕陽が見たいならば夏以外に宿泊するといい。
ここは「天遊」「清流」「銀水」などの温泉宿があるが、泊まる客室、ホテルの開けている方角が合わないとキレイな夕陽は見れない。

西伊豆堂ヶ島三四郎

 

また客室の位置によっては、地形の特性から海に岩場が多いため夕陽が遮られる可能性もある。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後) △~×
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後)

 

西伊豆:西伊豆町(大浜)エリア

やや南西向きに開けているエリア。冬は松崎よりもこちらのエリアの方が夕陽が見られる確率が高いだろう。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後) ×
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後)

 

西伊豆:松崎エリア

真西から北西に開けているエリア。冬は松崎エリアでは夕陽が見られないため、やや北にある大浜エリアや堂ヶ島エリアへ移動すると良い。海岸の目の前にある松崎ホテルではオーシャンフロントの夕陽を見ることができる。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後) ×

 

西伊豆:雲見キャンプ場エリア(海抜30m以上)

ここは行ったことがないが、高台にありキレイな夕陽が見られることだろう。いつか私も行ってみたい。

季節 夕日が見えるか
春分(3月20日前後)
夏至(6月20日前後)
春分(9月20日前後)
冬至(12月20日前後) 不明

 

西伊豆スカイラインエリア

西伊豆スカイラインからの夕陽

 

 

 

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自分で確認したい場合はGoogle mapを利用するか、実際に行ってみること

もし西伊豆で、または西伊豆以外でも夕陽が見たい場合は、『google map』を見て「夕陽を見る予定の場所はどの方角に開けているか」を確認すると良い。現在は3Dマップにも対応しているため、以前よりも正確に夕陽が見られるかどうか調べることができる。

または実際に自分が下見に行くことも重要だ。これは友達や恋人、家族に夕陽を見せたい時は一度夕陽が見られるかどうかを確認するとやはり確実だ。

できれば前年の同日に行くと良い。つまり、12月12日に夕陽を見るなら、その前年の12月12日が確実である。その理由は同じ日付なら太陽が沈む位置がほど同じであるためだ。

太陽は春分から夏至、夏至から秋分とその季節ごとに日々太陽が沈む方向が異なってくる。1ヶ月も日付が違ってしまうと日没する位置もやはり変わってくる。

もし、1ヶ月の11月5日に下見に行って夕陽が見れても、12月12日は冬至に近づくため11月5日の夕陽よりも実際は南寄りに沈んでしまう。そうなると、12月12日に行っても障害物があれば夕陽が見られない可能性がある。

つまり、最も確実に夕陽が見られるか否かを判断できる方法は、同じ日付・またはその近日中に夕陽が見られたかどうかだ。見られればまず夕陽も見られると言って良い。

 

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西伊豆の夕日は観光地・温泉宿や旅館、ホテルからも見ることはできる

西伊豆の夕陽は観光地や道路の休憩所、一部の浜辺のホテルや客室露天風呂から見ることができる。日帰りで見ることも良いが、できればゆっくりと泊まることもおすすめする。

西伊豆は熱海や伊東の東伊豆とは違い、鉄道も敷設されておらず、高速や有料道路もないため人が少ない。観光地には向かないが、都会で働く人が日常の喧騒を忘れて過ごすにはうってつけの場所である。

また人が少ないことに加えて、夕陽がキレイに見えるため一人で「沁沁」としたい時にもおすすめする。どちらにしても最高の場所には変わりない。

 

西伊豆関連の記事まとめ

以下の記事では伊豆のオーシャンビューやオーシャンフロントのホテル・温泉宿を紹介している。熱海から河津までの東伊豆で朝日やムーンロードが見える宿泊施設、西伊豆の夕陽が見える宿泊施設などを紹介しているため、それらを目当てにしている時には参考にして欲しい。

 

 

以下の記事では関東から行ける夕陽がキレイに見えるスポットを紹介。

 

 

伊豆
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