関東から車やバイクで行ける夕日がキレイなスポットを紹介します。
このページは今後もチョクチョク追加していきます。
まず夕陽をキレイに見られる条件④つ
夕陽がキレイに見られる条件は以下の通り。
- 西側が開けている土地
- 高台に位置している
- 空気が澄んでいること
- 季節では晩秋から冬、または台風一過の時
①西側が開けている土地
関東は平野であるため、どこからでも夕陽は見やすいです。
しかし、西側が開けているという条件では、やはり海が西側にある土地が見やすいです。
そうなると、千葉の房総から三浦半島、湘南・西伊豆くらいが海があり理想的です。
ここは海があるために夕日が沈む瞬間を見られます。
②高台に位置している
また、高台にあれば夕陽を遮る物がないため良いです。
高さについて言えば、高ければ高い程夕日の眺めもダイナミックになります。
③空気が澄んでいること
さらに、空気が澄んでいる季節や時期を見計らっていけば大変キレイな夕陽を見ることができます。
空気中の水分濃度が低い冬の西高東低の日(関東が雲1つない晴れの日)や前日に降雨があり空気中のチリや埃を落とした日は夕陽が特にキレイに見えます。
後は時期を見計らっていくとキレイな夕陽を撮ることができますよ!
④季節では晩秋から冬、または台風一過の時
夕日を見る季節としては関東では「晩秋から冬」「台風一過」の時がベストです。
「③の空気が澄んでいる」と似ていますが、この時期は空気が澄んでいることが多いからです。
3月くらいになると「花粉」「黄砂」が飛び始めますし、9月10月は「雲」が多いこともあり、夕日が見られる保証が少ないです。
冬の西高東低の気圧配置の日や台風一過の時には、関東は真っ青に晴れることが多いですから、この時が夕日を見やすい日になります。
初心者向け・関東から近場の夕日スポット
車の運転が得意でない方でも関東から行きやすい場所でチョイスしています。
神奈川:片瀬江の島西浜海岸
都心から電車でアクセスできるだけでなく、立地条件も良いため一年中夕方は賑わう海岸です。
ここは夕日がキレイな場所で、観光客、犬の散歩をする人、イチャイチャするカップ、ワンカップ大関を飲むおじさんなど様々な人が夕日を見ています。
江ノ島の片瀬西浜海岸は南、南西側に開けているため、特に冬は夕陽がキレイに見え、夕陽に染まる富士山も見えます。
波が引くとこのように「ウユニ塩湖」のような光景も目の前に現れます。
冬はちょうど伊豆の熱海あたりに夕陽が沈みます。
この時間は鵠沼海岸から江ノ島海岸まで多くの人で溢れるため、女性でも安心して行くことができる場所です。
人が多いため、静かに夕陽を見たい人にとってはおすすめできませんが、小田急線の駅から徒歩2分程で行けるため、少し夕陽が見たい時にはうってつけの場所です。
⇒ 片瀬江ノ島の海は夕方にウユニ塩湖のような風景が広がります。晴れた日の夕陽や犬の散歩におすすめです。
神奈川:江の島本島シーキャンドル屋外展望台
江の島のシーキャンドル展望台からはキレイな夕日を見ることができます。
ここは屋内展望台と屋外展望台があり、特に屋外展望台で夕日を見られることをおすすめします。
この画像は3月に撮影したもので西高東低の気圧配置の日を狙って江の島へ行きました。
西高東低の気圧配置は冬型で北風が寒かったですが、そのおかげでこれだけキレイな夕日を撮影することができました。
ここは海風が当たりますから春でも厚着をしてください。
そして、混み合う場所ですから早めに行かれることをおすすめします。
この画像では箱根外輪山に夕日が沈んでいきましたが、丹沢方面や富士山に沈むダイヤモンド富士、真鶴半島近くに沈む時期もあります。
ここから見る夕日は雄大で綺麗ですから大変おすすめです。
⇒ 江ノ島シーキャンドル展望台(灯台)の昼は相模湾の絶景!また夕方には富士山と一緒にキレイな夕陽も見られます。
神奈川県:湘南稲村ケ崎
江の島と相模湾、富士山を見渡す稲村ケ崎公園です。
ここも秋〜春まではキレイな夕日を見ることができ、ダイヤモンド富士を撮影する方でも溢れる場所です。
⇒ 稲村ケ崎公園は江ノ島と富士山と海の絶景が楽しめるだけでなく、歴史的な新田義貞の鎌倉進軍伝説もあります。
神奈川:真名瀬海岸の鳥居と夕日
神奈川県の葉山にある真名瀬海岸では森戸神社の鳥居と富士山の日本らしい絶景が撮影できます。
ここ真名瀬海岸は江ノ島や鎌倉と比較して交通アクセスが悪い(駅が遠い)ため、人が少ない海岸です。
夕陽を浴びた相模湾がオレンジ色に染まり、富士山と鳥居がシルエットに。
ここは付近にパーキングもあるのでドライブに最適ですが、逗子以南は道路がやや狭くバスがすれ違うのでドライブでは注意してください。
⇒ 【絶景でした】真名瀬海岸は名島(菜島)の鳥居を眺める夕日と富士山の絶景スポット。
中級者・上級者向け・関東から近場の夕日スポット
車の運転が得意な方向けの関東から行きやすい場所でチョイスしています。
東京からの往復距離が300kmを超える場所もありますから、日帰りだと結構シンドイ場所です。
静岡県:西伊豆スカイライン
西伊豆スカイラインは伊豆半島西部の高原道路です。東伊豆の伊豆スカイラインと比較して交通量は少なく、休憩所(パーキング)はなく、それどころかトイレも無いです笑。
しかし、道中でこのように富士山も遠くに見えるスポットです。
ここは達磨山付近で遠くに戸田を見ることができ、静閑で雄大な駿河湾を遠くに夕日が見られる絶景スポットです
画像の先は駿河湾でさらに向こうは静岡市や富士市、焼津市だと思います。
夕方になると富士山が夕日色に染まり始めます。
駿河湾に沈みいく夕陽が静かに眺められます。
秋はすすきが風に揺れる音を聞きながら、夕陽と海が一緒になる姿を見ることができる最高の絶景スポットです。
ここは夜間は街頭がないだけでなく、ガソリンスタンドも遠いですし、標高は900m近くあり、秋にはすでに風が冷たくなっています。
防寒対策を行い、ガソリンを満タンに入れていくことをおすすめします。
アクセスは修善寺方面から戸田方面へ向い達磨山レストパークを過ぎてから戸田峠を左折すると行くことができます。
⇒ 【絶景】西伊豆スカイラインは海と夕陽が眺められるバイク・車好きにはタマラナイドライブスポットです。
静岡県:沼津井田地区
西伊豆の付け根にあたる伊豆半島北西部に位置するひっそりとした地区。
北側に富士山を望み、西側には駿河湾が広がるダイビングが有名な地域でもあります。
この画像の真ん中付近に堤防があり、ここからは見る夕日は大変綺麗です。
特に冬場は南西側に夕陽が沈むため、堤防に座りながら夕陽を眺められます。
これが堤防。本当に小さな田舎の堤防で情緒が合っていい場所です。
普段は釣り人がいますが、この日はほとんどいませんでした。
以下は12月に撮った画像です。
太陽が南西に沈むため井田地区からはキレイな夕陽が見ることができます。
ここはコンビニはなく、自販機もなかった(あったかもしれない)集落です。
周囲は山道(県道17号線)なので夕陽を見ると帰りは真っ暗な道を通ることになるため注意が必要です。
⇒ 西伊豆(沼津)の井田堤防は夕日が素晴らしい。田舎の雰囲気が残る静かな地区です。
静岡県:西伊豆旅人岬
西伊豆土肥と小土肥の間にある展望スポットです。
県道17号線沿いにあり、車で通るとすぐに気がつきます。
ここは海が近い場所ですぐに夕日を眺められます。
手軽に立ち寄れますから、西伊豆の観光の際には立ち寄っておきたい場所です。
⇒ 旅人岬は夕陽が見られる西伊豆土肥の絶景スポット。車のドライブやツーリングには立寄りたい場所です。
静岡県:西伊豆出会い岬
戸田の北部の国道沿いにある高台。
ここは出会い岬と呼ばれ戸田の街を一望できるほか、雄大な駿河湾に沈む夕日を見ることができます。
夕日に染まりつつある戸田の町並みも見える。
南西から西に開けているため夕日が見えます。
ここは高台で波音が聞こえないため、静かな海を見ることができます。
駿河湾を始めとして伊豆には岩礁地帯が多いです。
そのため波しぶきの荒々しい海をイメージする人もいますが、ここからの眺めはそのようなイメージはなく、波の流れが揺ら揺らと穏やかに感じられます。
大海原に太陽が吸い込まれて行くかのように静かに沈んでいきます。
ここは車でのアクセスが必要ですが、戸田から近いため戸田の街に宿泊するのであればおすすめです。
戸田は世界最大の蟹であるタカアシガニが食べられることから有名な温泉街であるため、いつかは泊まってみても面白いでしょう。
⇒ 【絶景】伊豆戸田の出会岬は、オレンジ色に染まった大海原に静かな夕陽が沈む絶景スポットです。
箱根:大観山
有料道路の箱根ターンパイクにある駐車場からの富士山と芦ノ湖の眺めです。
ここは箱根新道や湯河原道路からもアクセスできます。
ここは北側を向いているので夏場しか夕日は見えません。
それでも富士山と夕日と芦ノ湖という組み合わせで写真が撮れるのでおすすめの場所です。
ただ標高が約1,000mほどあるため冬は凍結することがあります。
道路状況の確認やスタッドレスやチェーンを持っておくようにしましょう。
⇒ 箱根大観山は芦ノ湖と富士山が見られる絶景!箱根旅行の前には立寄りたい場所です。
静岡県:伊豆スカイライン滝知山
滝知山展望台は丁度熱海の西側にある伊豆スカイラインのパーキングエリア。
ここは東海道新幹線や東海道線、熱函道路のトンネルのほぼ真上にあり、東は相模湾や熱海の町並みを、西側には丹那、三島、沼津を望むことができます。
ちなみに写真は熱海方面(東側)を見ているため、反対方向に夕陽が沈みます。
こちらは東側なので朝日などが見える方向です。
こちらが沼津(西)方面の画像で、こちら側に夕日が見られます。
特徴は西伊豆スカイラインなどよりも近いため、東京からのアクセスも良いです。
熱海であるため日帰りでのドライブも十分可能なエリアですが、日没後は真っ暗になるので注意が必要です。
⇒ 伊豆スカイラインの《滝知山展望台》は熱海や相模湾、駿河湾が望める絶景。深呼吸をして休憩するには最適のスポットです。
静岡県:芦ノ湖スカイライン三国峠
国道1号線の箱根峠から芦ノ湖スカイラインという有料道路が走っています。
その途中に車を止められる三国峠パーキングがあり、富士山と並ぶ夕陽が見られます。
夜になると御殿場の夜景がキレイに見えてきます。
ここは街灯が無い道路で真っ暗です。
場所が富士山の目の前(御殿場市の近く)であるため、ココから見る富士山は大きく雄大。
ここは夕方には観光客がいることも多く、この写真を撮った時も車が数台停まっており、家族連れが富士山の写真を撮っていました。
場所から考えても「海」よりも「富士山」が好きな方にはたまらない場所だと思います。
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