下田のペリーロードは、下田に入港したペリーが了仙寺まで歩いたとされる平滑川沿いの風情が残る小さな街並です。
観光客は疎らで賑わいがありませんが、それがまた情緒を感じさせてくれる場所だと感じました。
古民家やなまこ壁の家・古い洋館などの歴史が残り、カフェや雑貨屋さんもありますから、少し歩いて旅行するには最適です。
下田のペリーロードを少し歩いてみる
下田駅から少し歩くとペリーロードの入り口があります。
この近くには開国博物館という資料館もあり、当時の歴史を知ることができます。
ペリーロードは小さな川とその両脇に小道と古い街並が残っています。
風情ある柳が垂れており、人が少なく静寂に包まれています。
これは橋の名前です。
角度を変えての写真です。
両脇には雑貨屋さんや小さなカフェ、飲食店がありますが、数は多く有りません。
下田からペリーロードへ来る途中の商店街の方がお店は多いと思います。
この画像のようにレトロな雰囲気のあるガス灯?も見られます。
柳と小川、蔵と相まって風情を感じます。
このガス灯の左側や右側には「黒と白の壁の建物」があります。
これは「ナマコ壁」というもので、竹で骨組みをして土を重ねて造り上げた物です。
ナマコのように見える漆喰から名前が付けられました。
黒に白色の斜めの線が交差して古風な印象を受けますね。
「なまこ壁」は下田では所々見かけますから、是非注目してみて下さい。
「たろう」というお店です。
多分、食べログのこれだと思います。
足元は石畳になっており、これもまた歴史的な観光地として雰囲気があって良いですね。
当時からこのような足場だったのかは気になります。
これが柳橋です。
柳橋から来た方向を見てみると、柳がキレイに見えます。
夜はまた灯りが付いて雰囲気が良いかもしれません。
これはペリーロードの江戸時代当時のかつての姿みたいです。
「ペリー艦隊日本遠征記」に載っているウィルヘルムハイネの残した画のようです。
石造りの洋館とはこの建物でしょうか?窓の造りからもやや洋風な建物のように見えます。
この画像左側のドアが無い部分は、かつて小さな船で荷物の運搬をする際に利用していたとのことです。
*追記 これは伊豆石を積み重ねて作られた倉庫であり貴重な物だそうです。
古民家に加えて、洋風な建物もあることがペリーロードの面白さでもあります。
こちらはカフェです。
見た目の建物から見るとわかるように、歴史を感じさせます。
こちらは柳です。
電信柱が無ければもう少し良いかなと思います。
ペリーロードの足元にある照明です。
黒船のデザインになっていますから、夜に行った際には見てみて下さい。
ちなみに下田まで観光や旅行で来られた方は「下田プリンスホテル」もおすすめです。
海水浴シーズンを外せば比較的安く宿泊できるますし、夜だけ下田市街で食事されるような朝食のみのプランもあり便利です。
白浜大浜の海が目の前で相模湾の雄大な眺めは絶景ですから、海好きの方は宿泊されると良いでしょう。
左下は伊豆石を積み重ねて作られた倉庫らしく貴重な建物のようです。
右下は足元にある照明で、よく見ると黒船のデザインをしています。 pic.twitter.com/4NEPkg8tRQ— keikei-blog (@BlogKeikei) December 7, 2019