11月中旬~12月上旬の「熱海梅園もみじまつり」に行ってきました。
日中は紅葉がキレイなもみじを楽しめ、夜間は紅葉のライトアップが見られますから、若いカップルも楽しめそうです。(ちらほらと若い方がいました)
特に山間部にあり時間が遅いと日陰になるので、日中に行く場合は太陽が高い位置にある13時までには行っておくことがおすすめです。
*ライトアップは来年更新予定
熱海梅園の紅葉
ここが熱海梅園の入り口です。この日は2時頃とやや時間が遅かったので、日陰になってしまいました。
紅葉の熱海梅園へ行かれる方は明るい午前中やお昼くらいまで行かれた方が良いでしょう。
熱海梅園の駐輪場
熱海梅園の駐輪場はこの画像のように川の右側にあります。
熱海市街方面から熱海峠方面へ向かうと、熱海梅園入り口の信号を右折します。
そして、この川沿いの道(川の左側の道)を行くと、右側に駐輪場へ入れる小さな橋があります。
そこで係員のおじちゃんがいるので、料金を支払ってください。
この時は普通車で300円で駐車できます。
駐車場から熱海梅園までは徒歩1分ほどですから、とてもアクセスは良いですね。
園内へ
熱海梅園の園内マップです。
熱海梅園は初川という小川沿いに造られているので、やや歩くと距離があります。
紅葉に関しては「漸佳(ざんか)」「香浮(こうふ)」という橋からの景色が非常に綺麗だと思いますから、ここは見られることをおすすめします。
では、入り口から歩いてみたいと思います。
入って直ぐに、これは「皇室献上梅」とあります。
そして、こちらは「八重寒紅」です。
熱海梅園というだけあって、様々な種類の梅もあります。(59品種472本)
紅葉の時期以外にも「熱海梅園うめまつり」も行なわれるので、そちらも見に行かれることがおすすめです。
まだ梅は咲いていませんでした。
梅祭りは1~2月ですから、その時期にまた行きたいと思います。
こちらは熱海梅園の由来です。
この画像の石碑によると、明治16年(1886年)に我が国初の温泉療養施設の「噏滊舘(吸気館)」の開設に伴い、内務省衛生局長であった「長与専斎」の遊歩公園造成提唱に応じた横浜の「茂木惣兵衛」らが出資し、地元の協力があり開設された。とあります。
続きには、1万坪のこの土地は「長与専斎」自らが選定し、早咲きの梅初雁・冬至梅など紅白百種をこえる梅3,000株と松・楓・桧を配し、三亭と五橋をもって翌明治19年に完成し、「茂木氏梅園」と命名、「熱海梅園」と称されて公開された。とあります。
その後は皇室財産、国有財産を経て、熱海市に譲渡された。とあります。
ここから分かるように、歴史がある梅園だということがわかります。
伊豆は鎌倉時代前から源頼朝や北条政子などのゆかりがありますが、この熱海梅園は明治時代からの歴史があるようですね。
そしてこちらは入り口からすぐにある「夫婦松」と呼ばれる松の木です。
根っこが1つなのか、成長過程でくっ付いたのかわかりませんが、まるで仲睦まじい夫婦のように寄り添っています。
進んでいくと、こちらは「大盃」という梅です。
そして、こちらは竹で作られた照明です。
夜間のライトアップではこの竹のくり抜かれた部分からぼんやりと灯りが漏れて、ロマンチックなデザインになるようになっています。
そして、こちらが紅葉です。
入ってから右側に見えます。
この写真が上記でおすすめした「漸佳(ざんか)」という橋からの紅葉です。
初川と紅葉した木々がキレイなのですが、夕暮れ時だったからかやや暗くなってしまいました。
梅園内部には紅葉している木が沢山あります。
初川沿い以外にもたくさんあるので、キョロキョロしておきましょう笑
この画像は「迎月(げいげつ)」という橋からの写真です。
ここも紅葉の時期には大変キレイですから、見ておきたい場所です。
熱海梅園はそれぞれの木々の紅葉のピークが様々で、枯れている木や見頃の木、色づき始めの木、緑の木と様々だと感じます。
箱根の箱根美術館の苔庭では一斉にもみじが色づきますが、こちらは木々の色づきが様々です。
もみじは近くから見ても大変きれいです。
そしてこの画像が「駐杖(ちゅうじょう)」の橋だったと思います。
このあたりは紅葉の木がたくさんあり見所です。
ここが梅見の滝の入り口です。
洞窟内は狭く、さらにやや滑りますから気をつけて下さい。
滝の内側から見る紅葉の景色です。
明るい時間に行けば、滝に太陽光があたり、さらにキレイに見えるでしょう。
園内にはところどころ椅子が置いてあり、休むこともできます。
これなら高齢者の方でも安心できますね。
足元を見て気がつきましたが、すでに落葉しています。
この日は12月のもみじ祭りの終わりの時期だったので、もう少し早い時期に行けば良かったと思います。
そしてこちらが「香浮」の橋です。
ここから入り口方面に向かって写真を撮られると紅葉が綺麗です。
これは「香浮」の橋から手が届くところにある紅葉したもみじです。
ここは色鮮やかで思わず目を奪われてしまうほどでした。
この先には「石乗りもみじ」という場所がありますが、このあたりも紅葉は見頃でした。
上を見上げると紅葉した葉っぱが沢山あります。
「石乗りもみじ」から「見晴台」に向かう坂です。
ここで振り返ってみても、紅葉は絶景です。
*ここで電池切れのため終了します。
日陰になってしまいキレイな写真ではありません。
ここは明るい時間に行かれると良いですね。 pic.twitter.com/ocPd3FDBkH— 日本の旅が好きな人(keikei-blog) (@BlogKeikei) December 7, 2019
熱海梅園の見頃は「12月初旬〜上旬あたり」
2018年の12月の上旬〜中旬に熱海梅園へ行きましたが、「やや落葉気味」でした。
その年の気候条件によって紅葉の見頃は様々なので確実なことは言えませんが、2018年に限っては12月の初旬~上旬だったと思います。
熱海は温暖な気候で箱根の強羅よりも紅葉が遅いので、紅葉を見逃した方には熱海梅園はおすすめです。
今回実際に行ってみて「12月の始めから上旬くらいが見頃」だと言えます。
熱海梅園のアクセスについて
熱海梅園は熱海駅ではなく、来宮駅からの方が近く、歩いていけない距離ではありません。
また車の場合は「梅園前」を右折して駐車場へ向かいましょう。
合わせて行きたい近くの観光地/景勝地
- 熱海サンビーチ…熱海の有名海水浴場。リゾートホテルも目の前にあり。
- 熱海温泉七湯巡り…熱海の歴史のある七湯を巡ることができます。
- 熱海城…熱海市街地と相模湾を見下ろす絶景のお城。
- 熱海梅園もみじまつり…紅葉や梅祭りで知られる熱海梅園