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「箱根の高級旅館ってどこがいい?」
「せっかくなら箱根の露天風呂付き客室の高級旅館に泊まりたいな〜」
と考えている方向けのまとめページです。
ちなみに私が泊まって良かったおすすめは「強羅白檀」です。
源泉掛け流しの客室露天風呂とロビーから見える綺麗な紅葉が圧倒的でした。
客室露天風呂は硫黄の香りがして、やや熱めの温泉です。
非常に素晴らしい時間を過ごせたので、箱根の高級旅館に宿泊される方にはおすすめします。
箱根湯本エリアの高級旅館
湯本エリアは奈良時代に開湯した歴史のある地域。
箱根湯本駅からアクセスがよく鉄道でも旅行がしやすい場所です。
遠くから来られた方は、まずは箱根湯本の温泉宿に宿泊されることをお勧めします。
ここは箱根の玄関口で賑わいのある場所ですから、記念になることでしょう。
箱根の温泉場は20つ。泉質や効能は様々*ですから別々の宿に連泊をされて温泉を楽しむのもおすすめです。(*箱根湯本観光協会より)
箱根花紋 (2012年朝食で宿日本一に輝く)
箱根花紋は箱根湯本から歩いて10分程の旧東海道にあり、駅前のような賑わいがない静寂な地域にある高級旅館です。
「あまり箱根の奥深くには行きたくない..だけど、静かなほうが良いなぁ〜」
という方にはピッタリです。
箱根湯本の喧騒から離れた高級旅館に宿泊したい方にはオススメですよ。
特別客室である新客室の「六花」には
- 「奏(かなで)」
- 「結」
- 「想」
- 「歩」
- 「香」
- 「語」
の客室があり、全ての部屋に自家源泉掛け流しの専用露天風呂が付いています。
足湯も用意されている珍しい客室の「奏」や竹林を目の前にする「語」など、客室それぞれの趣が異なります。
またそれぞれの客室が「組子」「布」「石」「土」「箱根細工」「竹/和紙」などテーマにしていることも「六花」フロアに泊まる時の楽しみの1つです。
また納豆やオクラが盛りつけられた花紋名物の5種盛りや朝の魚の干物や新鮮な卵料理を選べるというところも、1日の始まりを元気の出るものにしたいという想いが込められているからで
こちらに宿泊されるなら最上階フロアの露天風呂付客室である「六花」客室がおすすめです。
箱根花紋の紹介動画がありますので、参考にどうぞ。
住所 | 〒250-0311 神奈川県足柄下郡箱根町湯本435(早雲寺前) |
地図 | Gmap |
箱根塔ノ沢エリアの高級旅館
芦ノ湖から流れ相模湾に注がれる早川渓谷沿いの温泉エリアです。
有名な湯本や芦ノ湖、強羅、仙石原とは異なり宿も少なめですが、江戸時代には大変繁盛していたという記録が残るエリアでもあります。
12月の初旬頃は紅葉が綺麗な地域です。
風情のある雰囲気を楽しみたい方にオススメです。
金乃竹 塔ノ澤(吊り橋を渡った先のおすすめの高級旅館)
「金乃竹 塔ノ澤」は箱根湯本駅の隣の塔ノ沢駅にある高級旅館で、国道1号線の早川渓谷にかかった吊り橋を渡って向かいます。
この吊り橋は秋の終わり頃には、紅葉がキレイに見られることで有名な吊り橋です。
こちらはロビーの画像。
旅館の目の前には木々が広がり、目隠しになっています。
木々の向こうに早川渓谷があり、その先に国道1号線がありますので、道路からは離れています。
全客室には露天風呂が付いており、客室からは竹と木々が生茂った自然が目の前に広がります。
特に1階の「雫」では露天風呂が御影石で作られており、他の階層の客室の露天風呂では「青森ヒバ」という木曾檜・秋田杉と並ぶ日本三大美林で作られています。
客室は木をふんだんに使った温もりを感じさせる造りをしており、安らぎや癒しが感じられます。
客室には通常テレビがないため、箱根の自然の中でゆっくりと羽を伸ばして過ごせる空間です。
金の竹塔ノ沢は12歳未満のお子さんが泊まれないため静かな旅館です。
お子さんの声や騒がしさが気になる方には嬉しい滞在になるでしょう。
こちらは夕食の一例です。
まずはお刺身。
夕食のステーキ。
結構良いお肉が使われており、付け合わせの芽キャベツは珍しいですね。
こちらが夕食のデザートです。
住所 | 所在地:250-0315神奈川県足柄下郡箱根町塔ノ沢191 |
地図 | GMAP |
元湯環翠楼(国の登録有形文化財)
塔ノ沢の早川沿いにある大正レトロな雰囲気の温泉宿、源泉掛け流しの露天風呂があり風情の残る歴史のある高級旅館です。
日本では大正時代の高層階の木造建築として、国の登録有形文化財に指定されています。
元湯環翠楼は江戸時代の慶長19年(1614)に湯治場として開湯したことがキッカケであり、ゆかりのある偉人には「水戸光圀」「孫文」「東郷平八郎」「夏目漱石」「伊藤博文」などが並びます。(環翠楼の歴史より)
大広間「神代閣」には箱根山中で発見された最上級の神代杉が使われているなど、施設全体が歴史を感じさせる造りとなっています。
日本史や文化がお好きな方にとっては是非宿泊したい歴史の深い温泉旅館です。
住所 | 〒250-0315 神奈川県足柄下郡箱根町塔之沢88 |
地図 | GMAP |
公式HP | 元湯 環翠楼 |
箱根宮の下エリアの高級旅館
深い早川渓谷間近の宮ノ下は富士屋ホテルなど有名な高級ホテルもあるエリアです。
仙石原方面と芦ノ湖方面に分かれる信号があり、連休には渋滞のポイントになります。
19世紀に横浜の居留地に留め置かれていた外国人が多く訪れたとあります。
宮の下の旅館は箱根の高級旅館としては眺望が良い宿が多いです。
箱根吟遊 (正面には箱根の大自然が聳えます)
箱根吟遊は箱根宮の下の早川渓谷沿いに佇み正面に箱根の山を望む絶景の高級宿です。
部屋タイプは
- 4階の「風」
- 3階の「星」
- 2階の「空」
- 1階の「月」
があり、4階の「風」タイプの部屋では雄大な箱根の山を目の前に見ることができます。
宮の下は渓谷の高台にあるため、箱根外輪山の自然を眺めたい方にはおすすめです。
箱根吟遊の紹介の動画があるので掲載しておきます。
料金目安 | 大人2名 6万円〜 |
住所 | 〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下100-1 |
地図 | GMAP |
公式HP | 箱根吟遊 |
箱根小涌谷エリアの高級旅館
強羅や芦ノ湖方面の玄関口であり、近くには温泉を水着で楽しめるユネッサンもあります。
箱根の高級旅館としては、お子さんを連れての家族旅行にも最適なエリアです。
小涌谷エリアは明治時代に日本有数のリゾート地として発展したエリアで、美術館や自然も多く残ります。
箱根・翠松園 (有形文化財「翠松園」が残る宿)
翠松園は自然溢れる小涌谷の中に佇む全客室露天風呂付きの高級温泉宿です。
ここにはかつて三井家の別荘であった文化財「翠松園」が敷地内に残っています。
全23タイプの客室は全てスイートルームとなっており、それぞれ趣の異なる客室から選べることはこの宿の贅沢な楽しみです。
客室は最低でも面積55m²以上と非常に大きくゆっくりと寛いで過ごせるため、家族連れでの旅行にも向いています。
全23室のスイートルームに源泉掛け流し自家温泉の露天風呂が用意されており、宿泊者がいつでも好きなだけ温泉を楽しめます。
源泉掛け流しの温泉を楽しみ、静かに過ごされたい方にはおすすめの高級旅館です。
箱根翠松園の紹介動画がありますから、参考にどうぞ。
住所 | 〒250-0406 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷519-9 |
地図 | GMAP |
公式HP | 箱根・翠松園 |
箱根強羅エリアの高級旅館
箱根エリアを代表する最も高級な温泉宿が立ち並ぶエリアで、強羅の歴史によると早雲地獄から大きな石がゴロゴロと並ぶ景色からゴロゴロ⇒ゴーラとなったと言います。
白い濁りやトロミのある温泉、源泉掛け流しの露天風呂付き客室などいつか泊まってみたい箱根の代表的な場所です。
箱根の高級旅館では歴史が浅く、別荘地として開拓されたことが開湯のきっかけです。
歴史の深い宿は少ないですが、高級旅館を探すなら強羅から探すと見つかりやすいです。
強羅花扇 円の杜 (飛騨牛を味わい、円を大事にしたお宿)
強羅花扇 円の杜は強羅の別荘街の隅にひっそりと佇む高級旅館です。
館内にはフロントやバー、客室までふんだんに木の温かみが広がり、心からリラックスして寛げる空間になっています。
この画像にもあるように施設内には「円」をモチーフにしたデザインが見られます。
旅館の名前にあるように「円=縁」を大事にした旅館であり、人の想いが寄り添う場所を目指しています。
こちらの宿の客室は木をふんだんに使っており温もりが感じられるリラックスのできるデザインになっています。
飛騨の職人が造った木製家具も置かれており、木々が強調された客室です。
源泉掛け流し露天風呂付きの全客室はそれぞれ眺望やタイプが異なり、明神岳や大文字を眺められる客室もあります。
料理は飛騨高山にグループ会社があることから、飛騨牛のしゃぶしゃぶ、陶板焼きなどの京会席が魅力です。
強羅花扇 円かの杜の紹介動画があるので参考にどうぞ。
住所 | 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-862 |
地図 | GMAP |
公式HP | 箱根高級旅館 円かの杜 |
強羅花扇 (天然木と飛騨牛の宿)
強羅花扇(ごうらはなおうぎ)は全室客室露天風呂付きの高級旅館で、天然木をふんだんに使ったデザインが特徴です。
強羅駅から箱根登山鉄道で早雲山駅へ、そこから徒歩1分という好アクセスの場所にあります。
強羅花扇は宿のロビーに入ると大きな千本格子をモチーフにした和風シャンデリアがお出迎えをしてくれます。
溢れ出た明かりが館内を照らし、温かみや柔らかさを醸し出します。
ここは館内はロビーから客室まで天然木を利用しているため、落ち着いた雰囲気を感じさせる造りになっています。
2階の客室からは箱根の外輪山を眺めながら温泉に浸かりゆっくりと過ごす事もできます。
家具には飛騨のインテリアなどが使われています。
こちらの旅館は飛騨花扇グループの1つであり、飛騨牛が出ることも人気の理由です。
料理は特選飛騨牛や毎朝取れた魚などを季節の料理として用意しており、色彩豊かな一品を食すことも魅力です。
強羅花扇を紹介している動画がありますので、参考にどうぞ。
本日2020年12月21日は冬至です⛄️
当館では大浴場、客室露天風呂に柚子をご用意しております。
連日寒い日が続いております。
ご自宅でも簡単にできますので皆様も柚子湯で温まってみてください♨️フロント/高橋#神奈川 #箱根 #強羅 #強羅花扇#早雲山 #早雲山駅 #大涌谷#箱根温泉 #温泉旅行 pic.twitter.com/kyOfamB6me
— 箱根旅館 強羅花扇(はなおうぎ)公式 (@gora_hanaougi) December 21, 2020
住所 | 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-681 |
地図 | GMAP |
公式HP | 強羅花扇 |
箱根強羅 白檀 (全客室自家源泉掛け流し)
私が宿泊した中で最もおすすめしたい箱根の高級旅館。
源泉掛け流しの客室露天風呂付きの強羅白檀です。
箱根強羅 白檀は小涌谷と強羅の間の二の平別荘地エリアにある高級旅館です。
私が宿へ伺ってみると鳥のさえずりが聞こえる静かな森の中にある旅館でした。
ロビーに入ると白檀の良い香りが溢れています。
大きなガラスの向こうには紅葉で色づいた木々と雄大な箱根連山がお出迎えしてくれました。
絵になるような美しいロビーの絶景の圧倒されます。(画像は2階から撮影したもの)
私が宿泊したのは11月中旬だったので、絶景の紅葉が見られました。
農薬不使用の有機栽培の嬉野紅茶やノンカフェインの天の紅茶。
ロビーでは上質な紅茶やお茶が楽しめます。
私が宿泊した客室は大文字一望デッキ付き「遥」です。
客室は入ると白檀の香りが漂い、和風のシンプルなデザイン。
全室に自家源泉掛け流しの露天風呂が付いており、箱根の自然に囲まれて好きなだけ温泉を楽しめることが魅力です。
源泉掛け流しでやや熱めの温泉です。
硫黄の香りがしっかりとするので「THE 温泉」と言えます。
客室露天風呂の温泉は無色透明。
湯の花や白濁はありませんでした。
泉質はポカポカと温まりが良く、保温性もあります。
しっとり・トロっとした感触はなく、サラッとした温泉です。
湯かきなどもしっかりと用意されています。
こういった用意の良さは良い旅館だなと思います。
また箱根の森の中にあるため虫取り網もあります。
カナブンやカメムシなどもこれですくえます。
ぬるめが好みの方には加水ができる仕組みもあります。
温泉は不自由がない仕組みが整っていますね。
客室露天風呂の温泉に浸かった目線です。(極楽でした♪)
チェックイン・夕食後・早朝・朝食後など「好きなだけ」源泉掛け流しの温泉を楽しめますよ。
箱根の大文字や外輪山を見渡せる眺望の良いテラスの客室や箱根の自然が間近に迫るウッドデッキのスペースが施されている客室など、日頃溜めてしまった都会での疲れをリフレッシュできますよ。
温泉がそれほど好きでない方も、テラスで足を伸ばすことができます。
椅子が2種類あるのでお好きなほうでくつろげます。
箱根連山を眺めながら「ボーッ」と過ごす。
こんな贅沢なひと時はありませんね。
紅葉の時期は大変綺麗な景色が広がります。
手前の木々は赤・橙・黄・黄緑に色づき、目を楽しませてくれます。
夜は宮城野別荘地の夜景とシルエットになった箱根連山。
「遥」は眺望が良い客室なので、開放感が味わえます。
「遥」客室はやや硬めのベッドが2つ。
枕も2種類。高いタイプと低いタイプがあり、好きなほうを使えます。
照明も和風で落ち着きがあり、リラックスして過ごせます。
よく見ると壁紙にも模様があり、細かな部分にも工夫がされています。
客室は全体的にはシンプルであり、華美でも豪華でもなく、非常に落ち着ける客室の旅館です。
もともと強羅白檀は東京都三鷹市の保養所だったので、ややボタンなどに年代を感じさせます。
ただこちらのボタンも押しやすく、客室は清潔に清掃されているので不満は全くありません。
洗面所の鏡も大きく、使いやすい。
女性のお化粧などには鏡(この画像の右下の物)もあるので結構便利です。
アメニティにはMIKIMOTOが使われており、化粧水や洗顔料、美容乳液、メイク落としなど揃っています。
冷蔵庫の飲み物とところてんは無料というのも嬉しいポイントです。
ミネラルウォーターや烏龍茶、瓶ビール、サイダーなどがあり、追加の場合は有料です。(無料分で十分です)
蓋や便座をボタン1つで操作できる自動開閉式のトイレです。
御手洗いでも全くストレスを感じさせないので、こういった細かなところも手が届いているので高級旅館だなと感じました。
料理は四季ごとの旬を活かした懐石料理で、季節ごとに異なります。
私は半個室の食事処で頂きましたので、プライバシーが保たれていました。
強羅白檀は食材が良いものを使っているなと感じました。
大トロは口に入れると脂が自然に溶けて、しつこさがない。
天然物の本マグロか養殖であっても適切に処理がされていると感じます。
また本山葵も真妻という料亭や高級寿司店に卸される山葵を使用し、細かなところにこだわりが見えます。
強羅白檀は器も非常に綺麗な物が多かったです。
味覚以外にも「視覚」でも楽しむことができます。
お凌ぎの13里ご飯です。
栗(9里)と何か(4里)の合わせて13里とのことで、仲居さんが由来を教えてくれました。
こちらの仲居さんは料理の由来や食材にも詳しく、また片付けの作法や配膳の順番なども完璧でした。
ズワイガニと蓮根饅頭の美味餡です。
薄味の料理が多いものの、出汁がしっかりとしているので満足感があります。
添加物のような余計な味がないので、洗練され非常に食べやすい料理です。
秋の旅行だったので、蓮根や栗、サツマイモなど春の食材が使われていました。
料理にも季節を感じられます。
デザートも甘さが控えめで食べやすく飽きがこない。
画像の右のガトーバニーユの中には木苺とりんごのソースが入っており、これも美味しい。
様々なお酒を楽しめるのも強羅白檀の魅力です。
ちなみにロビーではナイトドリンクサービスやモーニングシャンパンサービスなどお酒好きな人には嬉しいサービスがあります。
夜も温泉を客室で楽しめます。
夜はやや冷えるので「頭が寒く、体が温かい」最高の状態ですよ。
もちろん早朝も温泉を楽しめます。
朝食前に温泉でひとっ風呂浴びてから行くも良し。
チェックアウトの11時前。
鳥のさえずりが聞こえ、時間だけがゆっくりと流れていました。
強羅百檀は自然の中でゆったりと温泉を楽しみながら過ごした方におすすめです。
私がおすすめする箱根の高級旅館です。
ただデメリットは客室の大きさが異なるので、広さや居住性が気になる方は大きめの部屋(然・湧など)を選んだ方が良いです。
私が宿泊したのはテラス付きの「遥」客室なので、大人3名ではやや狭いです。
3人以上の宿泊で居住性にこだわる方は、他の客室のほうが過ごしやすいと思います。
また口コミに「エアコンの音が気になる」とありましたが、私はさほど気になりませんでした。
ただ無音ではないので敏感な方は気になるかもしれません。
この画像のように大人3名などではお布団を敷くのでやや狭くなります。
この点は気になる方は気をつけたほうが良いかもしれません。
私が宿泊して大変素晴らしいと思った旅館です。
源泉掛け流しの温泉も良いので、ゆったりとした時間を過ごせると思います。
⇨ 【実際に泊まってみた宿泊記】箱根 強羅白檀は客室露天風呂付きの高級旅館でした。
強羅白檀の宿泊記のYoutubeの動画です。
住所 | 〒250-0407 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297番5 |
地図 | GMAP |
公式HP | 箱根強羅 白檀 |
強羅花壇 (歴史のある地の高級温泉宿)
強羅花壇は箱根彫刻の森と強羅駅の間にある歴史ある地に佇んでいます。
強羅花壇は「一休」「Relux」などでも最高ランクで評価されている定番の高級旅館です。
一度、名前を聞いたことがある方も多いと思います。
客室は「離れ」「貴賓室」「露天風呂付き」「スタンダード」などがあり、「離れ」は「花香」「残月」「明月」「泉心」、「貴賓室」には「葵」「藤/梅」と客室が豊富です。
ほとんどが和室・和洋室ですが、客室の趣が異なるので、客室を選ぶ楽しみもある旅館です。
どちらかというとモダンではなく和の要素が強いため、心身ともに休養したい旅行で利用したい宿です。
貴賓室の「葵」には岩露天風呂が付いており、その他の客室には檜風呂が付いている客室もあり箱根の中でも高級感ではトップクラスの宿です。
強羅駅と彫刻の森駅の間にあり、箱根観光の拠点に選ばれても良いお宿だと思います。
仙石原エリアの高級旅館
秋はすすきの野原で有名な箱根の高原エリアで、別荘地には高級旅館が点在します。
美術館やゴルフ場が多く、箱根湯本駅前のような賑わいがないためゆっくりと過ごした方に人気があるエリアです。
THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS 仙石原
ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 仙石原は熱海や伊勢でも高級宿を運営しているTHE HIRAMATSU GROUPの箱根の高級宿です。
箱根の仙石原から県道75号線を芦ノ湖方面へ向かった場所にありますが、道路のカーブの外側にあるので気がつかずに通り過ぎることがありますので注意して下さい。
本館客室は全11室、箱根外輪山や四季折々の風景を眺められる自然に囲まれた場所に位置しています。
客室は大理石のインテリアやイタリアの伝統的な塗装を使い、箱根の森を一望する客室や外輪山の山頂から富士山が顔を出す姿を見られる客室もあります。
温泉は大涌谷と新姥子の源泉掛け流しであり、客室でも窓を大きく開くと露天風呂を楽しめます。(露天風呂のない客室タイプもあり)
庭は立ち入り禁止、周りは森林になっていますから外から見られる心配はないでしょう。
料理は静岡県アカザエビ・フォアグラソテー・鮮魚のパイ焼包みなど季節の素材や旬を活かしたフランス料理とイタリア料理の技法が加わったものです。
料理、客室、温泉、空間の全てにおいて高級感がある箱根の宿でいつか足を運んでみたくなる宿です。
箱根には和風の旅館が多いですから、少し雰囲気を変えて宿泊されたい時におすすめです。
住所 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 1245-337 |
地図 | GMAP |
公式HP | ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 仙石原 |
きたの風茶寮(北海道と地元箱根の食材を使ったオーベルジュ)
きたの風茶寮は箱根仙石原にある全10室源泉掛け流し露天風呂を備える高級宿です。
チェックインする時にはロビーで「金時かのこ」という老舗菓子店が造り上げた茶菓子がサービスされます。
全客室には掛け流しの天然温泉が付いています。
特にこの画像の客室「しおん」には空を眺めることのできるスカイテラスが設けらており、開放感が溢れています。
客室「しおん」には、この画像のように左には大きなソファ、右側にはガラス張りのシャワーブースがあります。
真ん中には源泉掛け流しの露天風呂が付いており、箱根の宿の中では最も開放感のある露天風呂だと言えます。
他にも竹林とテラスの付いた風情のある「すずらん」「はまなす」や地下に露天風呂を構えた2層式の「ななかまど」「らいらっく」など箱根の中でも珍しい客室が目立つお宿です。
食事は北海道と地元箱根の食材を使った季節の懐石料理が提供されます。
季節によっては「小田原地鶏のグリル」「北海道噴火湾本鮪」「北海道米空知産ゆめぴりか釜炊き」などが提供され、個室お食事処で召し上がることができます。
住所 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原934-29 |
地図 | GMAP |
公式HP | きたの風茶寮 |
KANAYA REZORTS HAKONE(6千5百坪の広大な森の別邸)
KANAYA RESORT HAKONEは箱根の強羅と仙石原の間のヒメシャラやブナの原生林に囲まれた豊かな森の中にあるシックで落ち着いた佇まいの高級リゾートです。
強羅から仙石原へ向かう県道733号線沿いにあり、車でアクセスする際には表札を見逃しやすいので注意が必要です。
箱根仙石原の森に囲まれた空間は、静かでプライベートが保たれています。
テラスのある客室からは自然が楽しめますので、Grand terrace suiteなどは良いかもしれません。
スイートルームの「JOHN KANAYA Suite」「Grand Terrace Suite」やスーペリアルームのPanorama Superiorは開放感がある造りをしています。
さらに全客室には源泉かけ流し温泉風呂が付いており、客室でゆっくりと温泉を楽しめます。
こちらは客室が豊富なので、こだわりがある方は事前に公式HPのゲストルームを確認されると良いです。
金谷リゾート箱根の料理はフレンチが中心で、アミューズの金谷たまごや本日のお造りなど(プランや季節で変更有り)こだわりと趣向が溢れる料理が楽しめます。
こちらはアニバーサリープランもあるので、夫婦やカップルの記念日の旅行にもおすすめです。
住所 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251-16 |
地図 | GMAP |
公式HP | KANAYA RESORT HAKONE |
⇒ 一休で「KANAYA RESORT HAKONE」 を予約する
⇒ JTBで「KANAYA RESORT HAKONE」の詳細を見る
カジュアルな箱根の高級旅館
箱根 はなをり(姥子温泉)
箱根の姥子温泉にある「箱根はなをり」は若い方向けのカジュアルな高級旅館です。
上記で紹介した宿よりはリーズナブルなので若い方でも「少し良い旅館に泊まりたいな」という時に宿泊しやすいです。
これが箱根はなをりの露天風呂付き客室の1例です。
スタンダードルームよりはやや料金が高めで宿泊できます。
ただ客室露天風呂は温泉ではないところがやや残念です。
眺望は芦ノ湖側の高階層であれば芦ノ湖を眺めることもできます。
ただ階層の指定ができないため注意が必要です。
メリットは箱根はなをりは朝食・夕食がブッフェなので好き嫌いがある人や好きなものだけ食べたい人に最適です。
これがブッフェの一例。
こちらも朝食のブッフェ。
こちらは夕食のブッフェ。
自分で選べる食事なので高齢者やお子さん連れでも宿泊しやすい点は嬉しいと思います。
箱根の高級旅館のよくある質問
箱根の高級旅館で露天風呂付き客室がある宿はどこ?
- 強羅花扇 円かの杜
- 強羅 白檀
- 強羅花扇
- 箱根家紋 六花
には露天風呂付き客室があります。
特に私が宿泊した「強羅白檀」は、硫黄の香りがする源泉掛け流しの客室露天風呂があるので温泉好きな方におすすめです。
子連れで宿泊できる箱根の高級旅館はどこ?
子連れで宿泊できる箱根の高級旅館は
- 翠松園
- 強羅 白檀
- 箱根家紋 六花
- 強羅花扇
です。
また子連れ不可の箱根の高級旅館は
- きたの風茶寮
- 金乃竹 塔ノ澤
です。
子供の声などが気になる方はそちらに宿泊されると良いでしょう。
部屋食ができる箱根の高級旅館はある?
・強羅花扇 円かの杜(一部客室)
です。
離れがある箱根の高級旅館はどこ?
離れがある箱根の高級旅館は
- 強羅花壇
です。
箱根の高級旅館に行く前に知っておきたいこと
高級旅館は強羅・仙石原地区の2地区で探すと見つかりやすい
特に箱根の高級旅館は強羅や仙石原地区に多く集中しています。
強羅の歴史は明治時代に別荘地として開発され、政財界人の別荘が多く有りました。
また仙石原も広い高原が広がっており、別荘地として開拓されています。
こういった箱根の地形や歴史から高級旅館を探すには「まず強羅・仙石原」で探されると見つかりやすいです。
特に新しく快適な高級旅館はこの地区に多く集まっています。
一方、他のエリアにも高級旅館はありますが、古く歴史のある宿が多く同じ高級旅館でも強羅や仙石原とはタイプが違ってきます。
昔から栄えてきた湯本や塔ノ沢と強羅や仙石原ではややタイプが違う高級旅館が多いので覚えておきましょう。