小田原厚木道路と西湘バイパスはどっちが良いのかというと、箱根も伊豆も西湘バイパスがおすすめです。

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西湘バイパスと小田原厚木道路はどっちが良いのかと言えば、目的や状況に合わせて使い分けたほうが良いです。

 

例えば、伊豆に行くなら西湘バイパス、空いているなら小田原厚木道路と使い分けることが大事です。

 

では、それぞれの目的地別、走りやすさなどで比較して紹介していきます。

西湘バイパスがどんな道路なのかについてはこちらで画像付きで簡単に解説しています。
⇒ 西湘バイパスは海が絶景!箱根や伊豆のドライブにも最適です!

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西湘バイパスと小田原厚木道路の大まかなポイント

西湘バイパス小田原厚木道路の大まかなポイントを整理してみました。

小田原厚木道路と西湘バイパスの簡単なポイント
  • 西湘バイパス⇒走りやすい・初心者・伊豆帰りに便利・海は絶景(特に下り線が良い)・デート向き・伊豆箱根方面の渋滞が短い・ターンパイク向き・覆面パトカー多し
  • 小田原厚木道路⇒サグが多くキツい・二宮IC上りの合流難易度はプロレベル・東京方面からの最短ルート・眺望無し・伊豆方面は渋滞が長い・覆面パトカー多し

 

次に条件によってどちらが良いのかについて表にして整理します。

小田原厚木道路と西湘バイパスはどっちが良いかについて
道路名 小田原厚木道路 西湘バイパス
目的地が伊豆 △(小田原西付近から長い渋滞) (早川JCT合流部分で渋滞、小田原厚木道路より渋滞が短い)
目的地が箱根 △(行楽シーズンは荻窪トンネル出口付近から渋滞) ◯(比較的渋滞が短い)
走りやすさ △(アップダウンが激しく、道幅も狭い) ◎(ほぼ直線で平坦な道で走りやすい)
初心者向け △(サグ多い。二宮上りICの合流は至難の業レベル) ◎(道は平坦。国府津下りICを除いて一時停止での合流が多い)
時間 ◎(東名厚木と直結。空いているなら最短ルート) △(新湘南バイパスに未接続のため東名方面へは不便。時期は2020年以降?)
渋滞 △(下りは荻窪ICから、連休の渋滞は上りは伊勢原付近から) ◯(上り線の唐が原信号起点に渋滞)
休憩 △(上り大磯PA、下り小田原PA有り。小田原PAは小さく入りにくい) ◯(西湘PA有り、下り線は景色良し)
景色 △(ほぼ山の中、神奈川西部の長閑さを味わえる) ◎(下り線左方向ずっと海)
家族旅行 ◎(東名高速からアクセス良好、小田原PAトイレ有) ◯(アクセスやや不向き、海の眺めは絶景)
富士山 ◯(下り線弁天山トンネル出口から1時の方向) ◯(下り線国府津出口手前より2時の方向)
覆面 ×(特に厚木~平塚は運転中に後ろを確認) ×(まるで覆面のために作られた道路)
台風 ×(下り車線がゴッソリ無くなる)

となります。
今度は西湘バイパスと小田原厚木道路について各条件を個別に解説していきます。

 

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【タイプ別】西湘バイパスと小田原厚木道路はどっちを使う?

目的地が伊豆 ⇒ 西湘バイパス

目的地が伊豆の場合は【西湘バイパス】を使われることがおすすめです。
理由としては早川JCTでの合流の渋滞が短いからです。

 

西湘バイパスと小田原厚木道路の石橋jctの付近の渋滞

この画像はgoogleマップのお盆の渋滞で小田原厚木道路からの渋滞が長いです。
西湘バイパスは東名高速と接続していないので、交通量が少ない分だけやや渋滞が短いです。(今後接続予定)

 

私もGWに小田原厚木道路の合流にハマりましたが、その時は事故渋滞のように動きませんでした。
もし渋滞すら嫌な方は「ターンパイク⇒伊豆スカイラインルート」をおすすめします。

 

小田原厚木道路と西湘パイパスの早川jct

この画像が早川JCTで小田原厚木道路と西湘バイパスの合流部分で、西湘バイパスはこの付近から渋滞が発生します。
西湘バイパスは2019年現在新湘南バイパスと接続していないため、伊豆への旅行車のほとんどが小田原厚木道路からの車です。

 

そのため小田原厚木道路よりも走行する自動車数が少なく渋滞も短くなりやすいです。
小田原厚木道路から向かうと荻窪トンネル出口付近から渋滞することもあり、ここから早川JCTまで長い距離渋滞しますので大変です。

 

また直前に西湘PAで御手洗いを済ませることが出来ることも西湘バイパスがおすすめの理由です。
小田原厚木道路にも小田原PAがありますが、料金所のすぐそばで車の多い土日は入りにくいことが難点です。

 

目的地が箱根 ⇒ 西湘バイパス(特にターンパイク方面は)

目的地が箱根の場合は、西湘バイパスの方がやや渋滞が短く走りやすいです。

 

小田原厚木道路では土日や連休では荻窪トンネル出口付近から右車線が渋滞し始めます。
西湘バイパスから向かう車は小田原厚木道路よりも少ないので、比較的スムーズに合流できます。(それでも箱根湯本付近発端の渋滞には巻き込まれます。)

 

またターンパイクへは西湘バイパスの方がスムーズに行くことができます。

西湘バイパスから箱根ターンパイクへ向かう道

この画像の部分を左車線を走り、左折するだけですから渋滞もありません。
小田原厚木道路からは一部一般道路を走りますが、西湘バイパスの方が運転は楽です。

 

走りやすさ ⇒ 西湘バイパス

走りやすさは間違いなく西湘バイパスです。

小田原厚木道路は大磯や二宮の山中を通るため、カーブが多くさらにサグ(アップダウン)が多いで
す。そのため自動車の速度を調整したり、ハンドルをしっかりと持っていないといけないのでやや走りにくい道路です。

 

西湘バイパスは走りやすい直線

一方、西湘バイパスはほとんどの区間が一直線ですから運転が苦手な人でも走りやすいことが利点です。
ただ大型台風が関東を直撃すると道路が削られて、護岸工事をする必要があり車線規制が行なわれます。
時期によっては護岸工事で渋滞するので、覚えておきましょう。

 

初心者向け ⇒ 西湘バイパス

運転初心者の方にとっては西湘バイパスがおすすめです。

その理由は

  • 直線が多いこと
  • 制限速度が70kmと低いこと
  • アップダウンが少ない
  • トンネルがない

ことがあげられます。

 

ただ西湘バイパスの一部ICについては、合流車線が非常に短い場所があります。
西湘バイパスを走られる場合は、大磯〜小田原/箱根/伊豆と長距離を走って練習されると良いでしょう。
西湘バイパスや小田原厚木道路の一部合流はプロの並のテクニックが必要な場所が多いですから。

 

時間 ⇒ 小田原厚木道路

渋滞を除いた箱根や伊豆の移動時間については小田原厚木道路の方が間違いなく早いです。
小田原厚木道路は東名厚木ICに接続されているため、そのまま走行できからです。

 

一方、西湘バイパスは2019年現在で茅ヶ崎海岸ICから大磯ICまで一般道路を通る必要があり、これに時間がかかります。
現在、NEXCO中日本のページでは新湘南バイパスの延伸について測量調査中とありますから、今後茅ヶ崎海岸〜大磯ICが接続された場合には状況が変わってくるかもしれません。

 

渋滞 ⇒ 西湘バイパスが少ない

【下り線について】

目的地が伊豆 ⇒ 西湘バイパス”を参照して下さい。

 

【上り線について】

GWや年末年始などは西湘バイパスも混雑しますが、小田原厚木道路よりは渋滞が短く動きます。
小田原厚木道路は大型連休には東名大和トンネルの渋滞が小田原厚木道路の伊勢原ICまで繋がります。

西湘バイパスは唐が原信号という大磯IC出口の信号(花水川付近)を起点に渋滞しますが、その後は茅ヶ崎海岸入り口の信号まで比較的空いています。
東名の大和トンネル付近では事故渋滞が起きやすいため、場合によっては西湘バイパスから迂回して海老名JCTで東名に入られることもおすすめです。

西湘バイパスの渋滞場所と迂回ルート

 

PA・休憩 ⇒ 下りに関しては西湘バイパスが良い

小田原厚木道路のPA

こちらが小田原厚木道路の下り線のPAです。
小田原東料金所を出てすぐ左にあり、小さなPAでお手洗いや軽食を取ることができます。

 

西湘パーキング

こちらが西湘バイパスの西湘PAです。
国府津ICの先にあり、お手洗いや軽食を取ることができます。

 

まず上り線のPAに関しては西湘バイパスも小田原厚木道路も遜色ありません。
下り線に関しては西湘バイパスの方が海が近く眺めが良いので、旅行前に寄られると良いでしょう。

西湘PAから伊豆方面を見る

「景色なんてどうでも良い」という方には関係がありませんが、こちらの方が海が好きな人にとってやはり楽しい時間になるはずです。

また下り線に関して言えば、西湘バイパスの西湘PAの方が混雑しない傾向があります。
小田原厚木道路の小田原PAは土日は混み合うことが多いので、車の少ない西湘バイパスの方が入りやすいです。

 

景色 ⇒ 西湘バイパス

西湘バイパスの景色

景色を楽しむ目的なら間違いなく西湘バイパスです。

西湘バイパスは大磯IC〜石橋ICまでほとんどの区間で海を見ながら走ることができます。
大変気持ちが良い道路なので「家族旅行」「カップル旅行」などでは西湘バイパスを使われた方が気持ちいいでしょう。

 

家族旅行 ⇒ 西湘バイパス

上記でも解説したように家族旅行でも西湘バイパスの方がおすすめです。
時間が無い場合は小田原厚木道路の方が早いでしょうが、時間がある方は海が見える西湘バイパスの方が楽しい時間を過ごせるでしょう。
特に小さいお子さんは普段海を見ていないことも多いので、大きな海が広がる西湘バイパスは新鮮な経験です。

 

またお子さんが小さい場合は「御手洗い」も心配になるでしょうが、休憩を考えると西湘バイパスの方が渋滞の手前に寄れることやPAに入るための渋滞が少ないのでおすすめです。

 

富士山 ⇒ 両方ともおすすめ

富士山に関しては西湘バイパスも小田原厚木道路からも見ることができます。

西湘バイパスは橘料金所を過ぎた場所から進行方向右斜め前に見ることができ、小田原厚木道路では弁天山トンネルを超えた時に右斜め前に見ることができます。

 

小田原PAから見える富士山

またこの画像のように、天気が良ければ小田原PAからも眺めることができます。
どちらを通っても富士山が見えるポイントがあるので、この点ではどちらを選んでも良いです。

 

覆面 ⇒ 両方多い

覆面パトはどちらも多く、西湘バイパスも小田原厚木道路でも制限速度をよく守り、安全な運転をするようにしてください。(日頃から大事なことですが…)
よく路肩に捕まった車が停車しています。

 

台風 ⇒ 小田原厚木道路を使う

台風が近づく頃・通過後は小田原厚木道路を使いましょう!
西湘バイパスは台風前の高波による通行止めや台風通過後は下り車線(海に近い)が高波でごっそりと削られて無くなり、車線規制をされていることが多いです。

 

この車線規制は台風の被害によっては長引きますから、旅行や観光の前には「前回関東に来た台風はいつだったか?」思い出してみましょう。
事前に交通状況を調べることが大事です。

 

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それぞれの道路の特に注意する場所

小田原厚木道路

大磯〜二宮区間はサグが非常にキツくなっています。
ここでスピードを落としてしまうと後続が渋滞してしまうので速度には気をつけて下さい。

また下り線に関しては「箱根の国道1号線に向かう車」は小田原東料金所を過ぎてから右車線を通るようにしましょう。荻窪トンネルからはオレンジ色の車線になりますから、その前に車線を移っておく必要があります。

 

西湘バイパス

西湘paからの合流は短い

西湘PAからの合流です。
ここは非常に合流が短いのですが、後ろの本線の見通しが良いので上手く速度を合わせて合流すると良いでしょう。

東名高速の感覚で合流するのは非常に難しいです。

 

早川ic

次にこの画像のように伊豆方面と箱根方面への分岐の後に、左車線に入ってしまうと「早川出口」車線になってしまいます。
国道134号線を利用する方以外は、右車線を利用して箱根方面へ向かうようにしましょう。