江ノ島稚児が淵は目の前に海が広がり気持ちがイイ!行き方や由来も紹介します。

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江ノ島稚児が淵

 

江ノ島本島の裏側にある「稚児ヶ淵」は海が近く波音や波しぶきを間近で感じられる観光スポットです。
眺望も良く、南は伊豆大島、西には富士山や箱根、丹沢も見られることから神奈川県景勝地50選に選ばれています。

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稚児ヶ淵への行き方

稚児ヶ淵へは2通りの行き方があります。

  1. 江ノ島桟橋から船
  2. 徒歩

土日休日であれば、江ノ島桟橋入り口付近から「べんてん丸」という船で行き来することができます。
稚児ヶ淵から本島へ向かう際には急な階段を登るため、どちらかというと帰りに利用すると楽なのでおすすめです。

 

もう1つは、江ノ島桟橋から歩く場合です。
本島から参道を沿って歩き、岩屋参道を通って奥の方へ向かうと到着します。

稚児ヶ淵への徒歩ルート

出所:googlemap

 

順を追って説明すると、

江ノ島参道入り口

まず参道を登ります。

 

江ノ島の近道

参道を登り、大きな赤い鳥居を潜ったら右側に山道があります。
こちらは江ノ島稚児ヶ淵への近道になるのでこちらを通ります。
左手のエスカー方面でも正面の江ノ島神社階段方面からも稚児ヶ淵へ向かえますが、遠回りになるため時間がかかります。
稚児ヶ淵だけが目当てなら右側の山道を通りましょう。

 

江ノ島亭付近

突き当たりを右に行くと、この画像のような階段を登って行きます。

 

奥津宮

しばらく行くと奥津宮ですから、ここを左に曲がります。

 

江ノ島富士見亭付近

その後道なりに階段を下って行きます。

 

江ノ島の海が見える階段

見晴亭の前の階段も下って行くと稚児ヶ淵に到着します。

徒歩で言うと15分程、団体で行くなら20分はあると良いでしょう。
江ノ島は坂と階段が多く、夏は地獄なので船で行くことをおすすめします。

 

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江ノ島稚児ヶ淵は絶景。まさに景勝地というだけの眺めが広がります。

江ノ島稚児がぶちの入り口

この画像は、江ノ島稚児ヶ淵入り口からの眺めです。
相模湾と富士山、箱根の山と雄大な景色が広がります。

 

江ノ島稚児が淵からの富士山

私が行った時にはすでに大量の外国人が写真を撮っていました。
ここは富士山と海、夕陽が見られる場所ですから人気があるようです。

 

神奈川県景勝地50選

 

稚児ヶ淵は景観が素晴らしいため神奈川県景勝地50に選ばれています。
この付近では前回行った「稲村ケ崎公園」も景勝地として選ばれており、ここと同じように雄大な富士山と相模湾が眺められます。

 

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稚児ヶ淵の由来と誕生

江ノ島稚児が淵の歴史

稚児ヶ淵の由来は、悲しい恋物語から来ています。
かつて修行僧の自休がこの地で白菊という稚児と出会い、恋に落ちました。

しかし、その後思い悩んだ白菊はこの断崖絶壁から身を投げ、恋が叶わなかった自休も後を追って身を投げたと言います。

この話が稚児ヶ淵の由来であると言われています。

 

稚児ヶ淵は1923年の関東大震災で海底が隆起して誕生しました。
この地震で島全体が0.9mほど隆起したと言われています。

 

恋人の丘(龍恋の鐘)では欽明天皇の552年に江ノ島が誕生したという伝説があります。
その時には地震が起きて10日間も大地を揺らし、海底から火柱が上がり江ノ島ができた。
そして天女が現れ、その天女と五頭龍が結婚したという話です。

もちろん伝説ですが、このように地震が起きて海底が隆起するという現象は昔から認知されていたのだと思います。

 

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再度稚児ヶ淵へ

江ノ島稚児が淵から上を見上げると

稚児ヶ淵から上を見ると「魚見亭」が見えます。
右側から魚見亭、富士見亭でどちらもキレイな眺めが見られるお店です。
魚見亭は創業が約150年前ですが、一体どうやってあそこに立てたのでしょうか。

 

稚児が淵のトイレ

これは御手洗いとレストハウスです。
昔は幽霊が出そうなトイレでしたが、今はキレイで新しくなっています。

 

稚児が淵の入り口

岩屋方面はこの橋を行った向こう側です。
稚児ヶ淵が目的の方は右側の階段を下りて行きましょう。

 

江ノ島稚児が淵

稚児ヶ淵へ下りてみます。
ここは整備されている歩道も一部ありますが、ほとんどは岩の上です。
もし歩かれる方がいれば、海藻が生えていたり滑ることがあるのでスニーカーが良いです。
また所々水たまりがありますが、一部水深が1mほどある地点もあります。
ボーッと歩いていると落とし穴に落ちるかのように見事な姿でスッポリと落ちてしまいますから、ここだけはよそ見はしないようにしましょう。

さらに、ご覧のように、海抜が低いですから、海の時化具合や満潮干潮の影響を受けますから天候や時間も調べて行かれると良いでしょう。

かつて私が台風の後に行った時には白波が立ち、激しく岩に波が打ち付けていました。
こんな日には迫力があっても岩場を散策できません。

 

稚児が淵の水たまり

少し水たまりがあったので覗いてみると、取り残された魚が3匹いました。笑
あと数時間すると潮が満ちるので海に帰れますが、こういった面白い光景が見られるので、恋人のデートや家族連れでの散策にも向いています。

 

稚児が淵から南を見る

遠くに伊豆大島が見えます。
ここは釣り人も多く、夜明けにはサバやイナダを狙ったアングラー達が殺到します。

 

稚児が淵

ここは観光客も多い場所でいつでも人がいます。
若い子が写真を撮ったり、外国人も散策したり、釣り人がいたりと和やかな場所です。

自然が好きな方は是非訪れた方が良い場所だと言えます。

 

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稚児が淵から見える富士山

稚児が淵からの富士山

稚児ヶ淵から見る富士山は迫力があります。
江ノ島からは海越しに見えるので、富士山が浮かんでいるかのような雄大な景色が楽しめます。

稚児ヶ淵はできれば午前中の方が太陽の位置から考えてキレイに見えるのでおすすめです。
あるいは夕方になるとシルエットの富士山が見えますから、この時間帯を狙うのも良いでしょう。