伊豆と箱根の抜け道ルート・渋滞がしにくい道を紹介します。
目的地別にも紹介しているので参考にしてください。
箱根・伊豆の【抜け道】として覚えておきたい道路
小田原〜箱根:旧東海道ルート
国道1号線は混雑するので旧東海道を使うルートです。箱根湯本の三枚橋から芦ノ湖付近の畑宿入口までの抜け道になります。箱根新道が渋滞している時には使えるルートです。
地図で見ると、これですね。
かつて私が数年前の夕方に使ったときは、お玉が池という付近を通ったのですが、木々が生い茂り、交通量は少なく、道路の空を塞いでいたのでちょっと雰囲気があるような道でした。
GWや連休時期は分かりませんが、比較的交通量が少ない道路です。途中に七曲がりという急カーブがあるのでスピードには気をつけて下さい。
小田原〜箱根:箱根ターンパイク
有料道路なので箱根新道や1号線よりも渋滞しません。GWでもお盆でも空いています。芦ノ湖や仙石原、三島・沼津・熱海・全伊豆方面に早く抜けたい時には重宝される道路です。
ちなみに途中にある大観山という休憩所では、芦ノ湖と富士山の写真が撮れるので是非立寄りたい道路です。
この道路は伊豆スカイラインや東海道である国道1号線の三島・沼津方面に早く出られる道路です。旅行シーズンには是非使いたい道路と言えます。
湯河原〜根府川(小田原)間:740号線ルート
湯河原の135号線から740号線に入るルートは、根府川信号まで135号線と並行して走ります。ただ行きは湯河原市街地での真鶴道路との合流地点で渋滞することがあります。
ただ東京方面への帰りは135号線よりも渋滞はしないのですが、カーブが多く走りにくいことが特徴です。また海がちらっとしか見られないことも悪いポイントです。
伊東〜伊豆高原間:109号線ルート
伊東から川奈・冨古を通るルートです。海岸沿いを走り、カーブもありますが、伊豆高原市街地が混雑している時に便利なルートです。
利用頻度は少ないのですが、海も見えて良いルートです。
伊豆全般:伊豆スカイラインルート
伊豆の海岸線沿いを走る真鶴道路が混雑している時に役立つ万能ルート(有料)です。熱海・網代・伊東・伊豆高原や中伊豆の修善寺や西伊豆方面への渋滞回避の抜け道としても重要な道路です。参考:伊豆スカイライン公式
カーブが多く、眺めは絶景で、自然が豊かで春や夏、秋も通りたい道路です。ただ標高が高いので冬期は道路の凍結もありチェーンなどが必要です。また夜は街灯が無いので真っ暗ですからおすすめしません。
【目的地:箱根方面全般】の渋滞を避ける抜け道
この画像はお盆の時の箱根の渋滞です。
箱根新道や芦ノ湖付近、国道1号線の箱根湯本〜宮の下は渋滞します。
仙石原や強羅へ向かうには有料道路のターンパイクや旧東海道は混雑しないのでおすすめです。
【一度山を登る有料コース】西湘バイパス or 小田原厚木道路 ⇒ 箱根ターンパイク ⇒ 75号線ルート
箱根ターンパイクは西湘バイパスの方が小田原厚木道路よりもスムーズに入れます。小田原厚木道路では一度一般道に入るので少しストレスがあります。
横浜方面から箱根方面へ向かうと案内板がでます。
ここで右車線の「箱根方面」に入って箱根方面を目指します。
熱海方面に行かないようにしましょう。
次に箱根ターンパイク方面へ行きます。
ターンパイクは左車線から入るので、走行車線に入っておきましょう。
この案内板が見えたら入り口はすぐです。
ここを左折してターンパイクに入ります。
道なりにいきます。
ここが箱根ターンパイクの入り口・料金所です。
その後は道なりに行きます。
大観山展望台があります。
大観山展望台を超えたら突き当たりを右折です。左折は湯河原方面へ向かう湯河原椿ラインです。
箱根芦ノ湖口を道なり(右方面)に75号線を行きます。(注.1)
その先にさらに分岐がありますが、ここも道なり(右方面)75号線方面に行きます。
次にすぐ分岐がありますが、ここは直進して75号線方面に行きます。ここを間違えて右折すると箱根新道に入って湯本方面へ下ってしまうので気をつけて下さい。
次に【箱根関所南の信号】に到着です。ここを右折して芦ノ湖・仙石原・小涌谷方面へも向かえます。
ちなみに仙石原・強羅への別ルート(芦ノ湖スカイライン編)
(注.1)のポイントで直進して箱根ターンパイク料金所へ向かいます。
突き当たりを右折して三島方面(20号線)へ向かいます。
箱根峠という信号に当たりますのでここは直進をして「芦ノ湖スカイライン」へ向かいます。
湖尻峠を右折すると仙石原・強羅・大涌谷方面へ出られます。
【無料コース】西湘バイパス⇒ 箱根新道(須雲IC) ⇒ 旧東海道 ⇒75号線(または1号線)ルート
このルートは「芦ノ湖・仙石原・強羅・小涌谷・宮の下」へ向かわれる方におすすめです。国道1号線は上り坂でカーブが激しく混雑するので「まず一度箱根の山を登ってから下るというルート」です。
ただ西湘バイパスと小田原厚木道路との合流〜箱根新道と1号線の分岐点までは渋滞する可能生があるルートで、小田原箱根道路と国道1号線の合流地点が混雑していない場合は渋滞を避けられます。絶対に渋滞を避けたい場合は箱根ターンパイクルートの方が確実です。(下で紹介しています。)
西湘バイパスは有料です。それ以降は無料です。
参考:西湘バイパスの料金。
西湘バイパスを行くと、JCTがあります。この道路の左車線を走って、箱根新道方面へ向かいます。
東名御殿場ic⇒乙女峠⇒箱根裏街道ルート
このルートは「箱根全般」へ向かう方におすすめのルートです。東京へ向かう上り線を使うので、混雑が少ないことが特徴です。
東名の御殿場ICを降りて「乙女峠」を目指して箱根裏街道を利用します。この道で仙石原まで行けるので芦ノ湖・強羅方面は75号線、宮の下方面は138号線を利用します。
【目的地:湯河原】方面の渋滞を避ける抜け道
西湘バイパスor小田原厚木道路⇒箱根ターンパイク⇒湯河原パークウェイ⇒75号線
このルートは「湯河原へ渋滞なく行くルート」ですが、所要時間がかかります。渋滞が嫌な方や自然の中を通って遠回りしたい方におすすめです。
箱根ターンパイクの料金所まで行きます。突き当たりを左折して伊豆方面へ向かい、100mくらいで左側に湯河原パークウェイの料金所があり、そちらへ向かいます。山を下ると奥湯河原⇒湯河原へと向かえます。
【目的地:熱海】方面の渋滞を避ける抜け道
熱海方面へ向かうには一度山を登るターンパイクを通られると空いているのでおすすめです。
西湘バイパスor小田原厚木道路⇒箱根ターンパイク⇒伊豆スカイライン熱海峠⇒熱海街道
このルートは「熱海へ渋滞を避けて行けるルート」です。海沿いの「135号」は早川JCT、石橋IC、根府川信号、有料真鶴道路との合流、熱海市街地と渋滞スポットが多いのですが、それらを避けて向かうことができます。
伊豆スカイラインで熱海峠まで行ったら「熱海・11号(熱函道路)」方面へ降りて行きます。この熱海市街地までの道は急勾配でカーブが多い道なので車のシフトには気をつけて下さい。。また冬期は標高が高いスカイラインを通るので凍結やチェーン状況などの交通状況は確認して下さい。
【目的地:伊東】方面の渋滞を避ける抜け道
西湘バイパスor小田原厚木道路⇒箱根ターンパイク⇒伊豆スカイライン亀石峠⇒19号線宇佐見大仁道路⇒135号線
網代や熱海、真鶴付近の渋滞回避道路です。亀石峠から19号線の宇佐見大仁道路を経由して135号線へ向かいます。
この道路は行きも渋滞が少なく、また帰りも渋滞が少ないので伊東へ向かわれる方には最適です。
ただ伊豆スカイラインは標高が高いので冬期は凍結などの情報をチェックして下さい。
【目的地:伊豆高原以南(伊豆北川・熱川・稲取など)】方面の渋滞を避ける抜け道
西湘バイパスor小田原厚木道路⇒箱根ターンパイク⇒伊豆スカイライン天城高原⇒111号線
伊豆スカイラインの終点まで行きます。そこから遠笠山道路を通り、国道135号線へ向かいます。伊豆高原よりも南の伊豆北川〜稲取方面へ向かう場合は大室山から112号線(上記画像)を利用されて南下されるともっと早くなります。
【目的地:修善寺】方面の渋滞を避ける抜け道
西湘バイパスor小田原厚木道路⇒箱根ターンパイク⇒伊豆スカイライン亀石峠⇒19号線宇佐見大仁道路⇒県道80号線
修善寺などの中伊豆は「新東名⇒伊豆縦貫道」を通るのですが、上記のようなルートもあります。こちらの方が渋滞を避けると言う意味では良いルートだと言えます。
伊豆スカイラインの亀石峠まで行き、19号線(宇佐見大仁道路)、そして80号線を利用して修善寺方面へ向かいます。かつてGWに通ったのですが、この道は比較的空いています。
【目的地:戸田】方面の渋滞を避ける抜け道
伊豆縦貫道 長岡ic⇒130号線⇒ 17号線 (または ⇒ 127号線 ⇒18号線)ルート
沼津の駿河湾沿いを走るルートで途中はみかん畑の中を通る自然豊かな渋滞なしルートです。
ただ127号線や修善寺道路も山越えをするので、冬期は積雪や凍結に注意して下さい。
【目的地:西伊豆(土肥以南)】方面の渋滞を避ける抜け道
伊豆スカイライン亀石峠⇒19号線⇒80号線⇒349号線⇒狩野ドーム付近⇒136号下田街道⇒136号西伊豆バイパス
修善寺まで行ったら136号線ではなく342号線を利用します。136号線は伊豆縦貫道と並走して混雑します。そのため狩野ドーム付近まで342号線を走り、そこで136号線に合流します。これで渋滞しやすい道を通らないで済みます。
2018年度に開通予定の天城北道路があり、これが開通すれば136号線の混雑は少し減ることでしょう。そのときは136号線を使っても大丈夫かもしれません。
伊豆・箱根へ行くと、まず渋滞確実の道路(GWやお盆、年末など)
(下り)東名伊勢原バス停付近
この区間の東名の下り線は【登り坂】+【オービス】+【Nシステム】があるため、速度が低下しやすく渋滞します。ここは帰省ラッシュなどのピークと重なると横浜青葉まで渋滞する魔物です。
ちなみに上り線にも野球の塁ベースのようなオービスがあった気がします。(現在は撤去されているかわかりませんが。)ここは下り坂なのでスピードを出しすぎないように気をつけて下さい。
(上り)東名御殿場合流〜大井松田
この区間の東名上り線は3車線ですが、カーブが多く事故渋滞が多く発生している印象です。鮎沢Pを過ぎて、山北付近から長い下り坂の急カーブが続くので初心者の方は怖くて運転がしにくいと思います。
(上り)東名大和トンネル〜大井松田
土日や観光シーズンだけでなく平日も事故渋滞・渋滞が発生するポイントです。ここが渋滞すると並行して走る246も渋滞します。事故渋滞でない自然渋滞ならば、中央道の小仏と違って動くことが最大の救いです。この区間も現在拡幅工事中ですが、合流箇所が増えるので効果は不明です。
(上り)西湘バイパス大磯ic
最近は4車線化されたので以前よりは渋滞しませんが、現在でも国道一号方面からの合流と花水川の信号をキッカケに渋滞します。現在、西湘バイパスと新湘南バイパスの接続が計画されていますので、そちらが完了したら渋滞ポイントから外れると思います。
関連:新湘南バイパスの延伸
小田原箱根道路の国道1号線合流
国道1号線と小田原箱根道路の合流から箱根湯本駅までは渋滞します。この合流の次にある「三枚橋」から旧東海道(732号線)に入れます。
連休はすでに荻窪ICを超えてトンネルに入ると渋滞していることがあります。
箱根の国道1号線(箱根新道も)
箱根湯本駅〜塔ノ沢〜太平台〜宮ノ下までは行きも帰りも渋滞します。ここは抜け道がないので積雪などでスリップして立ち往生するとカーブも多く、特に最悪です。
箱根新道は大型トラックや初心者の車などが走ると後ろが詰まることがあり、大型連休などの交通量が多い時期は渋滞します。
134号線(真鶴道路)石橋ic〜真鶴まで
西湘バイパスと小田原厚木道路の合流する「早川JCT」でまず渋滞します。
次に西湘バイパスと国道135号線が合流する「石橋ic」が渋滞します。そこから真鶴有料道路入り口まで渋滞します。
石橋ICまでは自動車が停車するほどの渋滞ですから、箱根ターンパイク⇒伊豆スカイライン経由の方がストレスは少なく運転できます。
135号線:伊豆多賀付近
この地域は信号が多く、特に上り線で渋滞します。上り坂の頂上付近に信号があり、ここを起点に渋滞します。
伊豆縦貫道:三島玉沢以南
三島玉沢以南は上下線とも片側2車線から片側1車線区間になるなので渋滞します。特に登りの夕方の伊豆長岡〜函南塚本はトンネルが多く、さらにアップダウンが激しいサグがあり、スピードが落ちる傾向にあります。私も大型連休などは渋滞にハマった覚えがあります。
中伊豆:136号線(下田街道)と414号線の合流
お盆や大型連休では西伊豆からの観光客と下田・河津方面からの観光客で渋滞する信号です。現在、天城北道路が建設中で2018年度に開通予定なのでそちらが完成すれば、渋滞は無くなるかもしれません。
関連:天城北道路
【その他】箱根や伊豆で宿泊・観光される方に
これから伊豆や箱根で宿泊先を考えている方に【おすすめの露天風呂付き客室のある旅館】をいくつか紹介しています。
まだ宿泊先を検討している方は参考にどうぞ。
関連記事:【ハイクラス37選!】伊豆の露天風呂付き客室がある高級宿まとめ編
関連記事:【箱根でゆったり過ごす】露天風呂付き客室の高級旅館《11選》
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関連記事:箱根の観光・宿泊がお得になるクーポン情報
また高速道路を利用される方は「マイレージポイント制度」があります。
この「マイレージポイント制度」とは、ポイントが貯まると高速利用料金に還元されます。
以下の記事で簡単に触れているので参考にどうぞ。