「旅行っていつ行くのがお得?」
「閑散期っていつなの?」
と思う方がいると思います。
実は閑散期と繁忙期では料金が2倍近く異なることがあり、閑散期に旅行されるほうがお得です。
そこでこのページでは【閑散期の時期】と【さらに安く泊まる方法】を紹介していきたいと思います。
旅行の閑散期カレンダー
旅行の閑散期としては
- 1月~2月:冬期シーズンで旅行を控える
- 4月上旬:入学や入社など新シーズン準備で忙しい
- 5月後半:GW明けで観光客が減る
- 12月前半:師走の忙しい時期であり、年末年始に帰省する人が多い
です。
この時期に旅行をされると、人気の宿でも比較的安い料金で旅行をすることができます。
7月~8月は海沿いの海水浴を売りにしている宿で料金が高騰しますが、一般の旅館やホテルはそれほど値上がりしません。
代表的な観光地の閑散期
代表的な観光地の閑散期は
- 箱根 ⇨ 1〜2月
- 熱海(*1) ⇨ 1月の年末年始明け、9月、GW明け〜6月
- 伊豆 ⇨ 1月の年末年始明け、9月、GW明け〜6月
- 日光/修善寺 ⇨ 11月~12月の紅葉が終了した時期
- 京都 ⇨ 真夏と紅葉が終わった12月
- 加賀/城崎などカニが有名な場所 ⇨ 3月の下旬〜(カニプランが終了するため)
- 越後湯沢や長野などスキー場が有名な場所 ⇨ 雪解け後の春季〜梅雨
です。
例えば、箱根の高級旅館は年末年始が過ぎると閑散期になります。
箱根は標高が高く、冬季は積雪や道路の凍結の心配があること、さらに仙石原や強羅地区はアクセスに時間がかかるためやや避けられる傾向があります。
また伊豆の高級旅館は夏の海水浴シーズンを過ぎた9月や梅雨時期の6月は値段を落として宿泊できることがありますので、この時期を狙うと良いです。
ただ伊豆でも河津桜の有名な河津地区は、2月上旬〜下旬は見物客で大混雑するため繁忙期になります。
近隣の今井浜などの旅館も宿泊料金が高くなるので注意です。
(*1)熱海は「熱海花火大会」が開催される日は宿が満室になることがあります。
宿泊費が安くなる閑散期の火曜日・水曜日・木曜日
さらに曜日で言えば、「火曜日」「水曜日」「木曜日」は平日の他の曜日よりも安い傾向があり、また金曜日や月曜日はやや他の平日よりも高くなります。
これは月曜日や金曜日は有給を取得して土日と合わせて連休にしやすいことが理由です。
火曜日や水曜日、木曜日は祝日が前後にあれば話は別ですが、休みを2日続けて取得する必要があるので利用者が減ります。
平日の宿泊料金が少ない日は「火曜日〜木曜日」が狙い目です。
旅行閑散期の特徴
旅行閑散期の特徴は
- 1月〜3月までの冬期
- 繁忙期の翌週以降
- 大型連休の前
です。
これらの時期の特徴には「人の移動が少ない」ということがあり、それにも理由があります。
1~3月までの冬期は道路の凍結と気温が低いという天候の条件があります。
ウインタースポーツや冬景色を売りにしていない観光地(主に太平洋)では、この時期には宿泊料金が比較的安くなります。
また繁忙期の翌週以降は、多くの人が旅行に行った後なので遠出を控える傾向があります。そのため高速道路の渋滞も減るのでこの時期の旅行はおすすめです。
そして大型連休の前の時期も、ほとんどの人が大型連休に合わせて予定を立てることが多いので、混雑を避けることができます。
閑散期で旅行代金が安くなる月は「1月~2月」
特に閑散期で旅行代金が安くなる月は1〜2月です。
太平洋側の箱根や熱海、伊豆などの観光地でもこの時期は閑散期です。
年末年始にお金を使って旅行や帰省する人が多いため、その反動でこの時期は観光地も道路も人が疎らになります。
例外としてウインタースポーツが盛んな場所は当てはまりません。水上や越後湯沢や那須高原のようにスキー場が併設されているホテルなどは高めになります。
どのくらい料金が違うの?
例えば、「箱根はなをり」の料金で比べてみると、閑散期の料金は
大人2人で約4万円弱です。
一方、繁忙期のお盆で見てみると
と大人2人で約6万7,000円です。
これで分かるように、繁忙期と閑散期では料金に大きな違いがあり、今回の例では約「2万5,000円」も違うのです。
もし「有給休暇が取れる」「平日に休みがある」といった安く旅行に行ける方は、閑散期や平日に旅行へ行かれる方が良いでしょう。