箱根東海道にある箱根道の駅があります。
ここでは
- 地元農産物の購入(少量)
- 観光案内
- お手洗い
- そばなどの軽食
が可能です。
小さな道の駅なので休憩程度に立ち寄られると良いですよ。
箱根道の駅の駐車場
ここが箱根道の駅の駐車場で20台ほど停められます。
東海道の芦ノ湖から三島方面へ向かい、箱根峠信号の手前にあります。
ここは箱根新道などと比較すると交通量が少ない場所です。
車での立ち寄りやすいでしょう。
箱根道の駅の案内板
箱根芦ノ湖からこの案内板が見えると道の駅です。
箱根道の駅
道の駅はこのように小さな建物です。
この建物の裏側からは芦ノ湖と箱根神社の鳥居、二子山が見られます。
ここに「オレンジ割引マップ」があります。
これで一部の箱根や伊豆の施設が割引になりますので、併設されている観光案内所へ行くと良いですよ。
トイレ
男性用と女性用のお手洗いがあります。
比較的綺麗に改装してあったので使いやすいと思います。
裏側からの眺め
芦ノ湖と箱根駒ヶ岳が見られます。
芦ノ湖には海賊船が遊覧しています。
芦ノ湖の解説です。
ほとんど読めない状況なのでこれは改築して欲しいです。
ゴツゴツとした箱根二子山が見えます。
芦ノ湖と箱根神社の鳥居
この芦ノ湖の眺めは鎌倉時代の書物に記載があります。
中世三大紀行文の1つ、1242年に書かれたとされる『東關紀行』には芦ノ湖について以下のように記載があります。
岩がね高くかさなりて、駒もなづむばかりなり。山の中にいたりて、みづうみ廣くたたへり。箱根の湖となづく、また蘆の海といふもあり。
この部分はこの作者(作者未詳)が、三島より箱根路(湯坂路)を超えて湯本、そして鎌倉へ向かう紀行文です。
ちょうどこの付近に鎌倉推定古道があるようですから、この作者も同じような風景を眺めていたのかと思います。
ちなみに鎌倉時代の湯坂路の入口は芦ノ湯温泉の国道1号沿い、出口は塔ノ沢温泉と湯本温泉の間の国道1号線沿いに標識が立っています。
これが湯坂路の湯本側の入口です。
他にも阿仏尼の『十六夜日記』にも湯坂路の記述があることから、鎌倉時代はここを通って京都から鎌倉まで向かったのだといえます。
当時は官道として「足柄路(御殿場~矢倉沢)」の緩やかな道がありましたが、急ぎの際には湯坂路(箱根路)が使われていました。
鎌倉時代の阿仏尼の『十六夜日記』には
”足柄の山はみちとほしとて、筥根路(箱根路)にかかるなりけり。
いとさかしき山をくだる。人の足もとどまりがたし(大変険しい山を下っています。足を止めることも難しいです)”
とあることから、三島から鎌倉へ急ぐ際に使われていたことがわかります。
当時の阿仏尼は息子が相続するはずの領地である播磨国の細川荘が押領されて訴訟のために鎌倉へと急いでいたため、近道であり険しい湯坂路を使っていました。
飲食店でそばを食べる
美味しい山菜そばです。
水はセルフサービスです。
芦ノ湖と箱根駒ヶ岳を眺めながらの昼食です。
ツーリングやドライブで来た方はこちらで食べると景色が良いのでおすすめです。
グルメ目的で行くならば、芦ノ湖や強羅・仙石原まで足を運ぶと良いと思います。
#箱根 に道の駅「箱根峠」があります。
ここでは比較的キレイなお手洗でのトイレ休憩もできますし、そばなどの軽食をとるための食堂もあります。
国道1号線沿いにあるので箱根新道や芦ノ湖からのアクセスも可能ですよ。
この建物の裏側からは芦ノ湖と平和の鳥居を眺めることもできます。また、 pic.twitter.com/ZwdXvaeeXO— 日本の旅が好きな人 -まずは伊豆・箱根から-(keikei-blog) (@BlogKeikei) December 19, 2019