箱根の高級旅館が立ち並ぶ別荘地の仙石原には、昔の歴史を残した石碑が残ります。
仙石原にはかつて関所がありました。
この関所は近くにある箱根の関所よりは知名度が低く知らない方も多い場所です。
この付近の関所には
- 仙石原関所(箱根裏街道)
- 箱根関所(東海道)
- 根府川関所(熱海街道)
- 谷ケ関所
- 川村関所
- 矢倉沢関所(矢倉沢往還)
がありました。
江戸時代は箱根関所が主な役割を果たしており、ここ仙石原関所は裏街道の取締にあたっていました。
この付近には「乙女峠」があります。
この乙女峠の由来には諸説有り、その1つには関所によって「お留め」されるからというものがあります。
その乙女峠から最も近い関所がここ仙石原関所ですから、もしかするとその関所は仙石原関所を差していたのかもしれません。
石碑の文字は劣化しており、読みにくくなっています。
箱根関所は再現されましたが、それと比べると残念な形です。
現在、仙石原関所は国道138号線の前の焼肉屋の前にあります。
ここは御殿場と箱根を結ぶ国道で交通量が多い場所です。
#箱根 の仙石原にある箱根裏街道はかつての仙石原関所跡地の石碑があります。
箱根は箱根関所が有名ですが、この付近には他にも矢倉沢・根府川・谷峨・川村などの関所がありました。
現在、仙石原信号近くのココカラファイン付近にあるのでドライブでこの石碑を見かけるかもしれません。 pic.twitter.com/lxfjfVZhkZ— 日本の旅が好きな人 -まずは伊豆・箱根から-(keikei-blog) (@BlogKeikei) December 19, 2019