山梨県勝沼の国道411号線沿いにあるハーブ庭園旅日記です。
ここは温室に沢山のハーブがあり、ルッコラやレモンマリーゴールド、ラムズイヤーからパセリやコーヒーの木など様々です。
また温室の売店では、ハーブや植物も販売されており購入することもできますから、花好きな方は是非寄られると良いでしょう。
勝沼ハーブ庭園旅日記の入り口
ここがハーブ庭園旅日記の入り口です。
勝沼ハーブ庭園は約1万坪あり、庭園やショップ、カフェやソフトクリーム、足湯が楽しめます。
やはり自然の植物園ですから、花の咲く時期が重要になります。
今回は2月だったので植物があまりありませんでしたので、みなさんは春や夏の時期に行かれると良いと思います。
ハーブ庭園旅日記は駐車場が大きく、大型バス駐車場もあり、観光ツアー客のプランにも組み込まれるほどです。
早速入園すると犬専用のシャワーが設置されています。
犬を連れて来られる方も多いのでしょう。
ハーブ庭園旅日記の園内マップです。
営業時間は9:00〜17:30で年中無休の入園無料です。
特に行って欲しい場所は大温室です。
ここでは色々なハーブを見ることが出来ます。
まず正面にある池を簡単に見てみます。
数十匹の鯉が近寄ってきました。
とても立派で身近なところで言うと、ブリみたいな大きさをしています。
この正面の滝は「遊水の滝」というようで、玄武岩で15mの高さがあります。
規則正しく六角状に割れていることが特徴です。
こちらは花観音です。
こちらはエルダーの木と言って、マスカットのような香りでヨーロッパでは「薬箱」とも呼ばれるようです。赤黒色の実はワインやジュースにされたり、干された後に食べられることもあります。
では、大温室へ行きます。
【鼻に優しい良い香り】大温室には数十種類のハーブ!
入り口からすぐに大温室があります。
大きな扉ですが、自動で開きます。
こちらが「ローズゼラニウム」です。
別名は美肌草といってヨーロッパでは1820年ほどから愛されているバラの香りがするハーブです。
乾燥させた葉っぱを入浴剤として利用します。
まずこれが「にじおと」という花です。
調べても詳しい情報が出てきません。
こちらは「ゴールドラッシュ」です。
こちらもネット検索しても「ハンバーグ屋」「とうもろこし」などが出てきます。
これが「イタリアンパセリ」です。
古代ローマでは、医薬用でもあり、軍馬に用いられていたと言われています。
またイタリアンパセリは家庭菜園やプランターで栽培されている方も多い人気のパセリです。
葉っぱはパセリよりも柔らかく、香りも普通のパセリよりも強くなっています。
家庭菜園などでは夏から秋にかけて、キアゲハというアゲハチョウの一種がこのイタリアンパセリに産卵することがあります。見たことがある人もいますが、緑と黒の幼虫です。
キアゲハの幼虫は柑橘系の葉っぱを好むアゲハチョウの幼虫とは異なり、セリ科の植物を食するため、パセリや三つ葉、人参の葉っぱにも産卵します。
やはり人間が美味しいと感じるハーブは、昆虫達も美味しいと思うのでしょうね。
こちらは「ワイルドストロベリー」です。
実は小さくて表面はイチゴよりもつぶつぶ感があり、確かにワイルドです。
ワイルドストロベリーは、現在北海道で野生化しており、「エゾヘビイチゴ」とも呼ばれています。
ワイルドストロベリーはそのまま、またはジャムにして食べられることが多いようです。
こちらはシークワーサーです。
シークワーサーは沖縄が有名で、最近は酎ハイなどにも入っています。
こちらの名前は忘れました。
こちらが「ルッコラ」だったと思います。
ルッコラはサラダにも使われるハーブで、家庭菜園でもよく作られています。
こちらが「コーヒーの木」です。
一般的に飲まれているコーヒーと同じように、コーヒーの実をつけます。
こちらが「レモンドロップ」です。
ちっちゃな「とんがりコーン」が乗ったような花をして可愛いですね。
鎮痛作用のハーブ以外にも防虫や殺菌効果などの薬効があるようです。
こちらが「レモンマリーゴールド」です。
キク科の花で9月〜11月ほどに黄色の花を咲かせます。
この時期はまだ画像のように花は見られませんでした。
こちらは謎の作品。
内側の結晶を見ると「鉱物」か何かだと思います。
これは近くで見ると大変きれいです。
山梨県はジュエリーでも有名ですが、この鉱物らしきものも宝石みたいです。
こちらが「ラムズイヤー」で和名はワタチョロギと言うようです。
こちらは定番の「ラベンダー」です。
ラベンダーがキレイな場所としては北海道の「美瑛」や「富良野」が有名です。
一面花畑でキレイですから、興味がある方は是非そちらも行かれると良いと思います。
そしてみんな大好き「パセリ」です。
先ほどのイタリアンパセリとは異なり、葉っぱがチクチク、ギザギザしています。
こちらもアゲハチョウ(キアゲハ)の幼虫が食べるので、家庭菜園では気をつけて下さい。
お子さんの自由研究にはキアゲハの幼虫観察は楽しいと思いますが。
こちらが「胡蝶蘭」かな?
まるで蝶蝶がたくさん留まっているような画像です。
胡蝶蘭は学名で「ファレノプシス アフロディーテ」と言うようで「ファレノ=蛾」「オプシス=のような」「アフロディーテ=ギリシャ神話の女神」ということです。
アフロディーテは愛と美の象徴と言われています。
庭園はまだ春が遠い
庭園を見ましたがまだ春を待っている状態でした。
GWや夏には沢山のキレイな花が咲くんでしょうね。
売店へ
入り口すぐ右側に売店があり、カフェかレストランも併設されています。
こちらはハーブが売られており、珍しい見たことが無いデザインの花も多々あります。
こちらはスープセロリで400円くらいです。
色がキレイで買いたいと思いました。
最後に
今回は大温室で終わりましたが、みなさんはハーブ庭園のソフトクリームや足湯も合わせて行かれると良いと思います。
ここはハーブが沢山あり、売店で購入することもできるので、お花好きな方は是非行っておきましょう!