笛吹川フルーツ公園は山梨市の高台にある眺めの良い大きな公園です。
園内には遊具や寝っ転がれる芝生、カフェや売店、展望レストランや山梨のフルーツの歴史を見ることができる展示会もあり、ご家族やカップルで立寄られることもおすすめです。
近くにはイチゴランドがあり、イチゴ狩りもできますから、序でに寄られることもおすすめです。
天気が良い日には富士山も見られますから、ほったらかし温泉や勝沼へ寄られる方は是非足を運ばれると良いでしょう。
⇒ 地図
まずは駐車場へ
笛吹川フルーツ公園は、ほったらかし温泉へ向かう道の途中にあります。
この画像のように沢山駐車場があります。
一部は大型バス専用や普通車が入れない場所もありますから、注意しましょう。
駐車場からすぐ御手洗いがあります。
ここ以外にも室内の御手洗いもありますから、屋外が気になる方はそちらも利用できます。
到着してすぐの眺めですが、ここは見晴らしがよく最高です。
正面に見える山の合間が中央道の笹子峠かと思います。
まだ花は咲いていませんでしたが、春になって温かくなると多くの花が楽しめるのでしょう。
園内マップ
ここの園内は大変広いです。
上には「ぷくぷくの湯」や「富士屋ホテル」「足湯」があります。
今回は下の「わんぱくドーム」「くだもの工房」「いりぐち広場」へ行きたいと思います。
園内は広い!全部歩くと疲れます!
まず園内に向かいたいと思います。
画像の正面に見えるものが野外ステージとステージ広場です。
晴れている日はこの芝生でゆっくりと寝転がったら気持ちが良いでしょうね。
少し歩いて「入り口広場」です。ここは先ほどの駐車場からも200mほどなのでとても近いです。
眺めも抜群で勝沼から御坂や一宮、富士山まで見られます。
ここは新日本三大夜景にも選ばれている夜景スポットです。
いつか夜景の写真を撮りに来たいと思います。
パンジーが植えられています。
まだ春先なので4月5月が見頃だと思います。
階段を登ってみるとパンジーの花と景色がまた最高です。
チューリップも植えられていますが、まだ小さいですね。
ここは来る時期も選んだ方がいいでしょう。
リンゴの木があります。
リンゴは江戸時代には「甲斐の八珍果」として甲斐国出身の側用人であった柳沢吉保が奨励した果物の1つです。
「甲斐の八珍果」にはリンゴの他に、「葡萄・桃・ざくろ・胡桃・柿、栗、梨」があります。
ここは色々な木が植えられているので、1つ1つ注意して見ると楽しめるはずです。
ネクタリンなど珍しい木もたくさんあります。
こっちははなみずきの木があります。
わんぱくドームに到着しました。
ここは上部に子供が遊べる遊具とカフェがあり、地下には展示会場があります。
展示会場へ行ってみたいと思います。
ここを左に行きます。
ここにはフルーツが埋め込まれた面白い壁画があります。
よく見るとオレンジが埋め込まれています。
こっちはアボガドです。
さすがフルーツ公園ですね、面白い。笑
山梨のフルーツの歴史の展示
こちらは葡萄の故郷の解説図です。
日本では紀元前120年頃にヨーロッパ系の葡萄が到来したとあります。
ここ山梨の葡萄は勝沼が有名で、勝沼の葡萄は約1,300年程の歴史を持ち、江戸時代にはすでに「甲州ぶどう」という特産品として全国で有名でした。
江戸時代には他にも「柿/桃/栗/梨/ざくろ/りんご/胡桃」も有名であり、これらと葡萄を合わせた8種が江戸時代後期の儒者である大森快庵が記した1848年(嘉永元年)の「甲斐そう記」では「峡中八珍果」と呼ばれています。
ここ山梨は内陸型盆地であることから、落葉果樹の栽培がに適しており盛んになっています。
内陸型盆地は降水量が少なく、日照に恵まれることや寒暖差が大きい気候条件があり、落葉果樹の栽培に適しているからです。
山梨は葡萄だけではなく「もも」も有名です。
在来種のももは長野伊那や埼玉秩父に残っており、弥生時代以降に中国から多数の桃が伝えられたとあります。
ここはフルーツの歴史や種類を知ることが出来るので是非立寄ってみて下さい。
再度、外へ
こちらがくだもの工房です。
中には売店が入っており、平日のためか人は疎らでした。
3階には展望レストランが入っています。
上を見ると富士屋ホテルがあります。
このホテルは勝沼フルーツラインからも見えたホテルで、結構お値段の高い高級なホテルです。
下って行くと、ここがアスレチックエリアです。
子供が遊べるスペースがあり、家族旅行にも最適です。
この公園は園内が広いだけでなく、子供が遊べるスペースが多いので家族連れの方にはおすすめです。
お子さんも天気が良いと開放感もあって楽しいことでしょう。
この画像では分かりにくいのですが、よく見ると節刀ケ岳の向こう側にうっすらと白く染まった富士山が見えます。
ここは富士山が見えることでも有名で、ほったらかし温泉と並んで富士山のビュースポットになっています。
しかし、南側に富士山が位置しているため午前中の早い時間帯か夕方の時間帯にしかキレイに見えないという難点もあります。
写真を撮りたい方は午前の早い時間帯か夕方を狙って来られるといいでしょう。
笛吹川フルーツ公園は夕方の富士山がキレイ
別の日に訪れた時の写真です。
この日は冬型の気圧配置である西高東低のため、カラッと晴れており富士山までキレイに見られます。
甲府の冬は関東と同じように晴れることが多いです。南アルプスや八ヶ岳・甲武信ヶ岳が雪雲を塞き止めるので、空気の湿度が低くなり、遠くまでハッキリと見渡すことができます。
富士山目当てで来られる方は「晩秋」か「冬」ですね、春や夏はもやってしまい富士山がイマイチですから。
日が暮れると付近の山よりも標高が高い富士山だけが赤く染まります。
この時間帯は園内から家族連れも減り、園内が静寂に包まれます。
富士山がキレイに見えるってやっぱり良いなと思います。
きっと昔の山梨の人も同じように、この富士山を見ていたのでしょう。
可愛らしいさくらんぼ仕様の街灯
帰りにふと気づいたのですが、ここの街灯は「さくらんぼ」になっています。
このフルーツ公園へ行く長い坂道にはイチゴか葡萄もあったので、是非見つけてみると楽しい旅になるでしょう。
こういった地域特産品を利用した工夫があると、旅行者は印象に深く残るので、各地方でも行なわれると面白いかと思います。
私が行った山梨の笛吹川フルーツ公園は絶景です。
甲府盆地が眺められ天気が良い冬には富士山も見ることができます。
天気が良い日には家族連れで遊ばれることも楽しいでしょう。https://t.co/0krMwUbKiB#山梨 #笛吹川フルーツ公園 #山梨旅行 #山梨観光 #富士山 pic.twitter.com/VYtzBWZEYv— 日本の旅が好きな人 -まずは伊豆・箱根から-(keikei-blog) (@BlogKeikei) December 5, 2019