「この画像って何?」と思われるでしょうが、勝沼ぶどうの丘の地下にワインセラーのイメージ画像です。(写真は撮れませんでした)
このワインセラーでは甘い葡萄の香りが漂う中で、フルボディからライトボディのワイン、辛口から甘口まで様々なワインを試飲できます。
受付でタートヴァンを大人1名1,000円(2019年4月1日より1,500円)ほどで購入することで、沢山飲み比べできますからワイン好きな方は是非行ってみて下さい。
いざ、勝沼ぶどうの丘へ
中央道勝沼ICから「フルーツラインの絶景」を横目に、車で10分程で勝沼ぶどうの丘に到着します。
駐車場は第一から第三駐車場までありますので入れないということは少ないと思います。
勝沼ブドウ郷駅からもアクセスできますが、山の上にありますから少し大変かもしれません。
山梨県の葡萄の歴史は古く、約1,200年前には栽培されており江戸時代は特産品であったと言います。
ここ勝沼ぶどうの丘では「約200銘柄」のワインを地下で試飲することができます。
受付でタートヴァンを約1,000円(確か1,100円,追記2019年4月1日より1,500円)で購入すると好きなだけ試飲できます。
入り口前には噴水があり、売店や展望テラス・ワインレストラン・恋人の聖地・天空の湯や宿泊棟も併設されています。
今回は「地下ワインセラーでの試飲」「恋人の聖地」を見たいと思います。
タートヴァンを持って地下の約50種類ほどのワイン試飲へ!のワインの香りに包まれます。
この画像はイメージですが、受付の左側にある長い螺旋階段を下りると、薄暗い倉庫の中を深く芳醇な葡萄の香りが漂います。
ここにはフルボディのワインからミディアム・ライトボディ、また辛口や甘口など全部で200銘柄ほどあり、お好みのワインを選んで購入することができます。
中には皇太子様が訪れた時に記念室や日本初の醸造会社の株券(大日本山梨葡萄酒会社)が展示されていました。
暗い倉の中で樽の上に試飲用のワインが乗っており、私が行った時には10人程がそれぞれ好みのワインをタートヴァンで試飲しています。
この画像の物がタートヴァンです。
タートヴァンは試飲で使われ、ここでは約1,500円ほどで購入できます。
タートヴァンの器の表面には凸凹があり、これがあることでワインの色が見やすくなるということがあるようです。
勝沼のワインの歴史:大日本山梨葡萄酒会社
大日本山梨葡萄酒会社は明治10年に祝村下岩崎である現在の勝沼町に設立された日本で初めてのぶどう酒醸造法人です。
高野正誠(25歳)と土屋龍憲(19歳)はフランスのパリでフランス語を1ヶ月程学んだ後に、シャンパーニュ地方のトロワで農園の栽培方法と醸造方法を学びます。
後にブルゴーニュ地方も回り、1879年に横浜へ帰国後は勝沼のぶどうを使ったワインを製造しました。
この2人の海を越えたフランスでワイン造り学んだ経験と帰国後の活躍から現在の勝沼のワインの歴史があります。
外へ出て恋人の聖地へ
ここは恋人の聖地があるようで、一度外へ出て見てみたいと思います。
恋人の聖地と言えば、「神奈川県の湘南江ノ島の龍恋の鐘」「静岡県西伊豆の恋人岬」などがあります。
ここも南京錠がスゴいですね。
また南京錠の形がハートの形をしていますが、この近くで売られているのでしょうか。
今度「恋人の聖地のランキング」なんかも作ってみたいと思います。
景色も良いですね、長閑でとても静かで。
ここへ来ると、同じ日本でも時間の流れ方が違います。
東京のようなセカセカと時間に追われる気がせず、時間の流れるまま過ごすことができます。
ちなみに晴天だとこのように見晴らしの良い場所です。
勝沼のフルーツラインからの眺めも絶景ですが、ここからの南アルプスもキレイに見えます。
やっぱり晴れた方が絵になります。
この恋人の聖地と貼られている樽も良いですね、これは勝沼がワインの代表的な産地ということも関係しているんだと思いますが、これもまた地方独自の色があり均一化されておらず良いと思います。
この頃はまだ南京錠がありません(笑)から、比較的新しい聖地なんでしょう。
個人的にはもっと葡萄やワインをデザインに入れた南京錠を作っても面白いと思います。
ベンチが複数ありますから、少し座って眺望を楽しむことができます。
こちらの画像の右側の建物が「温泉」、左側の建物が宿泊棟です。
ここにある温泉が「ほったらかし温泉」「みたまの湯」などと同じように人気があります。
ちなみにここから車で5〜10分程で「山梨勝沼の葡萄工房ワイングラス館」もあります。
ワイングラスを探されている方はこちらも合わせて観光されるとおすすめです。