FF8で有名なEyes on meの歌詞と和訳をシーンと照らし合わせて考える
FF8のEYES ON MEはゲームの主題歌としてヒットした曲。フェイウォンが歌っている。
Eyes On MeはFF8とのシーンとの照らし合わせると歌詞の本当の意味がわかる(私の予想)
以下は私の勝手な予想。
FF8(Final Fantasy Ⅷ)ゲームをしたこと無い方は、わからないが、Eyes on meは実はゲームをやっているとわかりやすい歌詞。FF8は主題歌とストーリーがクロスするので大変人気がある作品。
FF8では、「ジュリア」というピアノ弾きの女性がいて、『Eyes on me』はジュリアが歌手としてデビューした時の曲という設定になっている。ジュリアは歌詞が書けない悩みがあったが、ラグナ(主人公の父親)と出会って、曲を完成させることができた。
しかし、ラグナが戦場へ行き二人は離ればなれになり遂に再会することはなかった。この曲はそのラグナに向けてかかれた曲。
この画像にある「好きな人」がラグナのこと。
このラグナもジュリア目当てでバーに通っており、そのラグナとの出会いが歌詞の1番に特に描写されている。
My last night here with you? Maybe yes, maybe no
“あなたとここで(バー)居られるのも最後の夜?それはわからない。” 最後の夜とあることからラグナが何回か通っていたことがわかる。
①how you shyly placed your eyes on me.
②how I loved your peaceful eyes on me.
①は1番の歌詞で「shyly」は、ラグナがジュリアに「緊張」していたことがゲーム内で解説されています。つまり、shylyはラグナがジュリアを見る目のこと。
ラグナは緊張してステージ手前で脚をツッタリ、「ぜんぜん」を「ぜぜん」、「どうぞ」を「どぞう」と緊張して間違えるシーンがある。
「とって食べたりしないから安心して。その目を見てお話したいの」とジュリアが話していることから、ラグナが緊張していることはジュリアにも伝わっている。歌詞の前文が
I kind of liked it your way だから、このあたりのシーンのことか?
そしてサビの中の歌詞では
With that look on your face
As if you’re never hurt
As if you’re never down
上記の「EYES ON ME」の歌詞は、以下の画像にあるジュリアのセリフ「傷ついたり、悩んだり….辛いことを包んでくれるようなそういう微笑み…」と対応している。このことを言っているのでは?
Did you ever know that I had mine on you?
和訳すると”今まで知っていたかしら?私もあなたに(ラグナのこと)そうしてた(照れながら見つめていた)のよ”
この表現がこの歌でとても素晴らしく、これでラグナに対して自分(ジュリア)も恋心があったことが婉曲的に表現されている。女性らしい表現方法で男性のように直線的ではなく、しかし、これだけで気持ちがよくわかる一文だ。
Who pinches you softly….
If frown is shown then….
”あなた(ラグナ)を優しくつねるの…もし顔をしかめたら….”が以下の画像のシーンに描写されている。
「夢じゃない、でしょ?」と言っており、ラグナをつねっている。
①I will know that you are no dreamer.
②You will know that you are not dreaming.
①の1番では、「私」が主語で、私(ジュリア)はラグナが夢を見ていないとわかるということ。
②の2番では、「あなた」が主語で、あなた(ラグナ)は自分(ラグナ)が夢を見ていないとわかるということ。
以下の画像でラグナが「オレ、夢見てるのか?」とあるが、ラグナはジュリアと話せることを夢だと思っている。
またジュリアがラグナに歌詞のヒントがラグナだと伝えた際に「夢みたいだ」というセリフがある。
このセリフも上の歌詞にある「dreamerやdreaming」と対応している。
つまり、全体的にジュリアがラグナに歌った曲だ。このゲームの中ではジュリアがラグナに恋心を伝えることはなかったが、それを歌にして伝えていた。レインは「恋しているんだなーという曲」と言ったように女性にはすぐわかるらしい。
恋心を直接的な表現で伝えず、婉曲的に伝えるところが大人の表現や知性のある表現とも言える。
結論!やはり『EYES ON ME』は良い曲だ!
『Eyes on me』は表現が婉曲的で女性らしい歌。最近はこういった歌詞の歌はほとんど聴きかないため、だから、私は古い曲ばかり聴いている。
人生や体験が歌になっているとこういった曲がかけるのかもしれない。
こういった曲が増えると、音楽離れも戻るのではないかと思う。
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