「顔出ししているブロガーやwebサイトは本当のことを言っている」は本当か?

「顔出ししないブロガーは嘘を言っている、信用できない」みたいな意見があるようだけど、顔出しをしないからって嘘だとは限りませんね。

むしろ世の中では顔出しをしながら悪いことをする人も沢山いるわけです。

では「顔出ししているから本当のことを言っている」とは本当なのでしょうか。

 

ちなみになんでこんな話題が出たかって言えば、「ネットって信用できない情報」が多いからなんですよね。

最近はアフィリエイトという仕組みがwebメディアからブロガー界隈でも浸透して、ネットもお金の臭いがプンプンしています。

気持ちは充分わかります。金だけのブログなんてつまらないですし、確かに信用できません。

嘘の情報や正しくない情報で騙されたりする人もいるため、こういった「顔出し」しているブログやサイトは信頼できるって思ってしまうんでしょう。

 

「顔出ししている」ほうが、そのブログを見ている人に信頼性を与えるというのは心理学的に本当だと思います。

誰が書いている物かわからない物よりも筆者や作者がわかるものの方が信憑性は高いわけですから。つまり、情報量が多いんです。

「この情報はこのwebサイトの情報で、このwebサイトは○○さんが書いている。」とわかれば説得力があるわけです。

 

顔出ししていても情報の真偽には無関係

しかし、顔を出していても、そのブログで書かれていることの真偽までを保証するものではありません

それなら現実世界で顔が見える人間はみんな本当のことしか言いません。

発信者が嘘を言うかどうか、本人が真実だと思っている嘘を言っている可能生もあります。

情報の真偽と発信者の信頼性は無関係です。確かに発信者に信頼性があれば、その発信者が言っていることは本当だろうなと個人が認識してしまうという点では関係がありますが、発信内容が真実であるかどうかには関係がありません。

信憑性≠情報の真偽です。

 

現実では「顔出し」に関わらず「情報の真偽」が重要しされている

例えば、「内部告発」はこのケースです。

企業でも匿名の情報が寄せられれば社内コンプライアンスに従って対処します。誰が言った情報かわからなくても情報が入れば調査を行うのことが企業としては基本です。

誰が言ったかよりも情報の真偽が重要になるわけです。

このように現実世界では「発信元の信憑性が薄くてもみなさん実は信じてしまっている情報」は多いわけです。だから、ネットに関して「顔出ししていないから嘘だ」と思わなくてもいいのです。

 

 

「顔出しているから情報は信用できる」なんてことは言い過ぎです。現実の人間関係でも嘘を言う人はいるわけですから、ネットに限って嘘を言わないとも限りません。

もし「顔出しているからその人の情報は本当だ」ということであれば、世の中から犯罪が大きく減るでしょう。結婚詐欺師もいなくなるはずです。

 

「顔がわかるwebサイトは安心」の問題点

この問題は、利用者は本来「真偽」が知りたいのにいつの間にか「安心」することで納得していることです。

真偽が置き去りにされています。

 

みなさんも野菜を買う時に知りたい情報は例えば「農薬を使っているか」「家畜の餌はなにか?」「鶏肉はブロイラーなのか?」などの情報です。これらは安全性に関する情報です。

野菜の安全性を知りたい方は、農家のおじさんがニコニコして映った写真を見たいわけではありません。安全なのかどうかの情報の真偽です。

この顔写真は安全に作られたという事実の保証ではなく、信頼性の確保が目的です。

この「顔写真が出ているから安心だ」と思って買ってしまえば、安全性については何も確保されていないわけです。

顔写真を使っていても農薬タップリの野菜、ブロイラーの鶏肉かもしれません。

野菜の購入者は野菜に関する安全性の情報が知りたいわけですが、この安心という部分だけを強調されて信じ込まされているため、本来知りたかった情報に辿り着けていないことです。

 

これはwebサイトやブログの「顔を出していれば安心」というのと同じ考えです。「顔が見えるというお墨付き」を安心を貰いましたが、その情報が本当なのかという核心を得ていません。

大事なことはそこに書かれている情報が本当なのかということです。

 

 

最後にまとめると「顔出しは信憑性は高めるが真偽は保証しない」ということです。

「ブロガーやwebサイトの運営者の顔出しは真偽には関係がない」が、利用者の信憑性は高まるといえます。

『誰が言ったよりもその情報が何か』の方が重要なのです。

 

おまけ:信用できないのは「顔出ししていない人」ではなく「広告主との関係性」

アフィリエイトサイトやブロガーが増えて、「顔出ししないブロガーは信じられない」と思う人もいるでしょう。

でも、実は疑うべきは「顔出ししない人」ではなく「その人と広告主との関係性」です。

特に金銭的な商売が絡む場合は「その金銭に繋がる関係性」のところを見るべきです。

 

ネット広告では「◯◯の商品を紹介してください、報酬は通常の2倍にします」なんて連絡もあるわけです。ですから、顔出ししていてもそういった金銭的な目当てだけでやっている人もいますから必ずしも信用はできない。

 

少し前に芸能人のステマブログが話題になりましたが、あれなんかがそうです。

みんな顔出しした芸能人が言うから信じてましたね。

こういった仕組みがあったわけです。

 

つまり、顔出ししていても広告主との関係性によっては全く信用できないこともあるわけです。

顔出ししている人が広告主とどんな関係にあるかの方が重要ですよ。もちろん顔を出していない人であってもです。

 

 

 

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