なぜ理系学生が就活の面接に弱いのか

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理系学生は「事実」を大切にすることでレスポンスが遅くなり印象が悪くなる。

理系の学生は総じて「真面目」だ。それは全く悪いことではない。むしろ理系学生のこの真面目さがなければ世の中がこれだけ発展することもなかっただろう。

 

しかし、就活での面接においてはこの「真面目さ」が裏目に出てしまう。

理系学生は面接での「受け答えが遅い」ことがある。これは理系学生が「事実はどうだったか」→「考える」→「考察する」といったように「論証」してしまうからだ。

仮定を間違えれば結果が得られないように、事実を正しく認識しないと解釈も間違えてしまう。本来は「事実」が正確に担保されていないと解釈だけが飽和してしまうため、事実を正確に認識することは非常に重要だ。(認識が解釈かということについてはここでは省略する)

間違いが少なく正確ではあるが、この思考プロセスが面接官に気に入られないことがあるわけだ。

企業の面接官は受け答えが遅いと「コミュニケーション力がない」「暗い」と感じる。面接官も人であり「印象」や「思い込み」といった恣意的なものにも左右される。

明るくハキハキと答える大学生の方が、事実を大事にして論じていく学生よりも印象が良く感じられてしまう。

転職市場ではあるが、実際にどのようなことが採用時に重視されているかというアンケートでは多くの職種で「第一印象」が重視されていている。

面接官が採用で重視するポイント調査

引用元:https://doda.jp/guide/saiyo/008.html

面接官が採用で重視するポイント調査2

引用元:https://doda.jp/guide/saiyo/008.html

ほとんどの職種で「第一印象」が重視されており、「論理的思考力」が重視される項目に選ばれている職種は9職種で2種類だけである。

企業はマイナス点があり大きなプラス面を持っている人よりもマイナスがない小さなプラスの人を重視するため面接官が違和感を感じると採用されにくくなってしまう。

そうなると「不採用」という結果になってしまう。

 

「就活が茶番だ」と言われる原因はまさにこれである。私は文系だったが、理系の就活生ほどこれを痛感しているに違いない。

 

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私は理系学生のこういった違いは、むしろ日本社会で評価されるべきだと思っている

日本では至る所に「謎の空気」が存在している。これは大学生でも社会人でも感じていることだろう。

本来は「事実」があり「それに伴う解釈」が生まれるはずなのだが、日本では空気がその場を支配していることも多々あるため解釈によって偽の事実が形成されることもある。

 

理系学生のような思考方法がもう少し評価されてくる日が来れば、就活だけでなく社会自体も変わってくれるはずだ。

 

 

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