私が最も好きな音楽である『What a difference a day made(演奏:Beegie Adair)』を紹介する

 

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『What a difference a day made』 歌:ジェイミーポール ピアノ:ビージーアデール

歌はジェイミーポール、ピアノ演奏はビージーアデール。

原曲よりもテンポが早く、ビージーアデールのピアノの音色とピッタリ合う。

ビージーアデール(ビーギアデア)は79歳のアメリカのジャズピアニストで、特にロマンチックなピアノジャズで有名だ。日本の曲をアレンジもしている。

ジャズというとサックスやトランペットのイメージがあるが、ビージーアデールのピアノだけ(トリオやカルテットではなく)のソロで行なう演奏は素晴らしい。

ちなみ、私がこの曲を知ったのは大学生の時だったが、その頃から気に入っている。

 

 

本来はもっとテンポが遅い曲だが、それもそれで良い。元は1934年に作詞された歌で1959年にダイナ・ワシントンがリバイバルヒットさせたらしい。

この曲は歌詞も素晴らしい。特に昔の歌はやはり『歌』であり、歌詞をメロディーに乗せて、伝えている。

今の歌のようにダンスやビジュアルだけではなく、見る音楽ではなく聴く音楽として充分価値がある。

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歌詞を和訳すると、

『what a difference a day made』

こんなに素敵な日が来るなんて

たった1日しか違わないのに

雨が降っていた場所には

花が咲き誇り、太陽が輝いている。

 

昨日までの私はブルーな気分だったけれど、

今はあなたの一部になったの

寂しい夜は終わったの

それは「君は私の物だ」とあなたが言ってくれたから

 

こんなに素敵な日が来るなんて

目の前には虹が広がって

見渡す空には嵐が来ることもない

あの至福な瞬間、胸が高まるようなキスをした時から

まるで夢の中にいるみたい

あなたの心に私への愛があるなんて

こんなに素敵な日が来るなんて

でも、そうしたのはあなたなのよ

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歌詞は「昨日と今日の対比」や「天候や情景の変化を心の変化と重ね合わせる」ことで表現されている。

歌詞の一部だけを見ると「太陽が輝いているから何だ?」「虹が現れたら良いことがあるのか?」など思ってしまうが、そういった情景の変化自体には意味がなく、それを自分の心の変化と重ねることで今日がこれほど変わったこと(What a difference a dya made)が表現ができている。

実際に昨日と今日がこれほど変わった理由は歌詞にある「Since the moment of bliss, that thrilling kiss」や「Since you said you were mine」の部分だが、これによってどれほど自分の昨日と今日が変わったかを太陽や花、虹、嵐などで表現しているのだろう。

私は良い歌だと感じる。こういった聞いていても「何を言いたいのだろう」と思う歌詞、歌こそ実は素晴らしい。これは芸術が人に「その作品にどんな意味があるのか」「なぜこういった芸術を行なうのか」と考えさせるように、聞いている人に想像力を掻き立てるからだ。

どちらかと言うと、愛や恋を直線的な表現をする男性的な歌詞よりも、自分の気持ちを別のもので表現したり、婉曲に表現する女性的な歌詞の方が恋愛やラブソングには必要だろう。

前も書いたが『Eyes on me』という曲も女性的な表現が多く大変良い歌だと思う。

 

最近はこういった歌、歌詞が少なくなって歌が売れていないような気がするな。

と、そんな感じだ。

 

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